むし熱い日が続きます。
先日、はじめて大腸カメラをうけてきました。
検査自体は、スムーズに終了しましたが、
前処置の、液体を飲むのがややしんどい・・・
(患者さんには説明したことは何度もありましたがやはり大変)
ヘルパンギーナの話題にもありましたが、
子供の3大夏風邪の一つ、「プール熱」です。
「多摩府中保健所 感染症週報」
令和 5 年第 22 週 (5 月 29 日~6 月 4 日)によれば、
RSウイルス、A群溶結性連鎖球菌とともに、
咽頭結膜熱(プール熱)は最近やや増えてきているようです。
毎年流行っているので、今更ですが、
コロナ禍後でもあり、やや過敏になってますでしょうか。
verywellhealthから、
Pharyngoconjunctival Fever Symptoms and Treatmentです。
アデノウイルス感染症です。
子供がかかりやすいです。
日本では6月頃から増え始め、
7-8月にピークとなります。
飛沫感染(咳、くしゃみ)、
接触感染(患者が触ったもの)で広がります。
「発熱・咽頭炎・結膜炎」が3大主症状とされています。
腹痛、下痢もありえます。
細菌感染合併で重症肺炎になることも。
熱は38℃から40℃の高熱が4日から1週間は続くことがあります。
子供の頃にかかったと思うんですが、
さほど記憶にないので重症化しなかったんでしょう。
角膜病変とか偽膜とかできると少し大変ですね。
ちなみに、プール熱は発症した場合は出席停止となります。
「学校感染症法」では症状が無くなって2日後から登校可。
他に、子どもの夏風邪として、「ヘルパンギーナ」「手足口病」があります。
今や、手洗いうがいは、一般的におこなっていますね。
昔、プールに入った後、
上向きの蛇口からでる水道水で目を洗っていましたが(けっこう痛い)、
最近はあまりしないようです。
眼科医会では『プール後の水道水による簡単な洗眼は行って良いが、積極的に推奨するものではない』としています。
自分の涙が感染予防には良いみたいです。