花粉症について。その③。

昨日は暖かったのですが、
今朝は風が強く体感温度低めでした。

昨日、御殿場アウトレットまで出かけたのですが、
ディズニーランドなみの混み具合で、
駐車場に入るのも一苦労でした。
以前と違って、
アジアからの旅行客より、
比較的ご高齢の白人夫婦(家族)が目立ったような気がしました。

前回に引き続き花粉症です。
Hey fever.
Mayo clinicより。

花粉症に対する免疫療法
アレルギー注射

免疫療法や減感作療法とも呼ばれるアレルギー注射は、免疫システムがアレルゲンに反応する方法を変えます。薬物療法で花粉症の症状が緩和されない場合や、副作用が強すぎる場合にアレルギー注射を勧められることがあります。3年から5年かけて、微量のアレルゲンを含む注射を定期的に打ちます。目的は、症状の原因となるアレルゲンに体を慣れさせ、薬の必要性を減らすことです。動物のフケ、ダニ、樹木や草、雑草から発生する花粉などにアレルギーがある場合は、免疫療法が特に効果的です。

皮下免疫療法(SCIT)として、注射薬では、
治療用アレルゲンエキススギ花粉、ダニアレルギンエキスがあります。
初回注射濃度を設定し、週1~2回様子を見ながら増量する必要があります。マメに注射を打ちに通うのはなかなか難しいかも。


舌下アレルギー用錠剤
注射を打つのではなく、口の中で溶ける錠剤の形で微量のアレルゲンを摂取します。錠剤は通常、毎日服用します。舌下錠はすべてのアレルゲンに効くわけではありませんが、イネ科やブタクサ科の花粉やダニには有効です。

舌下免疫療法(SLIT)として、
シダキュア(スギ花粉)と、
アシテア、ミティキュア(ダニ)があります。
注射と比べると、手軽?ですが、
毎日服用し、数年間(推奨服薬期間は3年以上:シダキュア)飲む必要があります。

副作用として、比較的多いのは口や喉の症状(口内の腫れやむくみ、かゆみ、喉の刺激感や不快感など)があり、ごくまれにアナフィラキシーがあります。
効果は、(客観性に乏しいのですが、)
「期待どおり35%、まあ期待通り50%」(NHK健康chより)だそうです(グーグルで舌下免疫療法を検索してみても、
 クリニックの宣伝ばかりでした)。

花粉症用生理食塩水鼻洗浄器
・生理食塩水点鼻薬
生理食塩水の点鼻薬は、乾燥した鼻腔を潤し、鼻粘液を薄くします。
鼻腔洗浄
生理食塩水で鼻腔をすすぐこと(鼻腔洗浄)は、鼻づまりを解消する迅速で効果的な方法です。鼻の粘液やアレルゲンを洗い流します。生理食塩水は、微量の塩(ナトリウム)とその他の成分を含む水溶液です。
生理食塩水の灌流液には、感染症を引き起こす可能性のある生物が含まれている可能性があるため、水道水は使用しないでください。蒸留水か滅菌水を使用してください。感染を防ぐため、ボトルやポットは使用するたびに熱い石鹸水で洗い、すすいでから開放して自然乾燥させ、容器を他の人と共用しないでください。

日本の水道水は、海外の水道水と違って、
清潔なので問題ないと思います(私も時々水道水で鼻うがいしてます)が、あくまで個人の感想です。
市販薬でもいろいろ、鼻うがい用の洗浄液が売っているようです。


インパクト強めだったので思わず引用してしまいました。

ライフスタイルと家庭療法
アレルゲンを完全に避けることはできませんが、これらの物質への接触を制限することで症状を軽減することはできます。
①花粉の季節はドアや窓を閉めましょう。
洗濯物は外に干さない。シーツやタオルに花粉が付着することがあります。
家でも車でもエアコンを使いましょう。換気システムにはアレルギー用のフィルターを使用し、定期的に交換しましょう。
②花粉の飛散量が最も多い早朝や、花粉の飛散量が多い日は屋外での活動を避ける。
乾燥した風の強い日は室内にいる。除湿機を使って室内の湿度を下げる。
寝室など長時間過ごす部屋には高効率微粒子空気(HEPA)フィルターを使用する。
③芝刈りや落ち葉かきは避ける。
家の掃除やガーデニングをするときは防塵マスクを着用する。
花粉が目に入るのを防ぐため、外出時には眼鏡やサングラスを着用する。

我が家では洗濯物は、部屋干し(+部屋干し洗剤)です。
空気清浄機は使用していますが、効いているのでしょうか?
ガーデニングはやってないのでわかりません。

ダニ
ホコリダニは、ホコリの中によくいる小さな昆虫のような害虫です。寝具、カーペット、布張り、ぬいぐるみなどに生息しています。ダニは暖かく湿度の高い場所を好みます。
・マットレス、ボックススプリング、枕にはアレルギー防止カバーを使用する。
・シーツ、毛布、ぬいぐるみは、少なくとも週に1度、華氏130度(54度)以上に温めたお湯で洗濯する。
・除湿機やエアコンを使用して室内の湿度を下げる。
・カーペットは、微粒子フィルターまたはHEPAフィルターを装備した掃除機で毎週掃除機をかける。
・ダニに非常に敏感な場合は、特に寝る場所のカーペットを取り除くことを検討する。
・湿らせたモップや雑巾を使い、ホコリを巻き上げないようにする。
ゴキブリ
ゴキブリは小さな糞を残し、それが空気中に舞うことがあります。虫を駆除することで、糞を取り除くことができます。
・ゴキブリが入り込む隙間や隙間をふさぐ。
・水漏れのある蛇口やパイプの周りを塞ぎ、修理する。
・毎日食器を洗い、ゴミやリサイクル品を空にする。
・カウンターや床の食べかすを掃き掃除する。
・ペットフードを含め、食品は密閉容器に保管する。
・専門家による害虫駆除を検討する。

ダニ、ゴキブリは難しい問題ですが、
こまめに掃除するくらいが現実的でしょうか?


ペットのフケ
ペットのフケは、猫、犬、その他の毛皮や羽毛を持つ動物が排出する皮膚の小さな斑点です。ペットの尿や唾液にもアレルゲンが含まれていることがあります。可能であれば、ペットを家の外に出さないようにしましょう。
犬はできれば週に2回入浴させる。猫を入浴させることの有益性は証明されていません。
・ペットを寝室や家具に近づけない。
カーペットは、微小粒子フィルターまたはHEPAフィルターを装備した掃除機でこまめに掃除機をかける。
・動物を撫でた後は手を洗う。
・動物に触れた後は衣服を洗濯する。
・アレルギーのない人にペットのグルーミングや掃除を頼む。
ペットのフケに非常に敏感な場合は、特に寝る場所のカーペットを取り除くことを検討する。湿らせたモップや雑巾を使い、ペットのフケをかき回さないようにする。

我が家でも小型犬がいますが、
散歩させないわけにはいかないので、
部屋に閉じ込めるのも難しいです。
犬自体も花粉症のようで、
この時期は目ヤニがでるので、目薬かかせないようです。

代替医療
代替療法がどの程度効果があるかについては、あまり証拠がないが、花粉症に代替療法を試す人は時々います。例えば以下のようなものがある:
・ハーブ療法やサプリメント。
フキエキスは、季節性アレルギー症状の予防に役立つ可能性があります。
スピルリナやティノスポラ・コルディフォリアも効果的であるという限定的な証拠もある。効果は不明だが、季節性アレルギーに対する他のハーブ療法には、トウガラシ、蜂蜜、ビタミンC、魚油などがある。
ハーブ療法やサプリメントは、薬のように米国食品医薬品局(FDA)によって評価されているわけではありません。
・鍼治療。
鍼治療が季節性アレルギー症状の改善に役立つと主張する人もいます。これらの治療が有効であるという証拠は限られていますが、有害であるという証拠もほとんどありません。

フキエキスがロイコトリエンの働きを抑えるという報告もあるようです。
フキの煮物は好きなんですけど、アレルギーに効果あるの?
スピルリナは藍藻類の一種です。
クロレラみたいなもののようですが、スピルリナの細胞壁は薄く壊れやすいため、高い消化吸収率を示すとのことです。効果の程はよくわかりません。
ティノスポラ・コルディフォリアは、
全く聞いたことありませんが、
インド亜大陸の熱帯地域に自生する草本つる植物です。
その根、茎、葉はアーユルヴェーダ医学で使用されるとのことです。
鍼治療も、効果のほどはよくわかりません。

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