片頭痛について。その②症状など。

最近は、秋雨前線の影響でお天気くずれがちのようです。
本日は日の差す時間もあり、
東京都心の最高気温は29℃予想となっています。
寒暖差が激しいので、
体調を崩さないようにお気を付けください。

前回から引き続き、
Cleveland Clinicから
Migraine Headaches。


症状
片頭痛の主な症状は、頭痛です。痛みは、ドキドキ、ズキズキと表現されることがあります。鈍い痛みから始まり、軽度、中等度、重度の脈打つような痛みに発展することもあります。放置しておくと、頭痛の痛みは中等度から重度になります。痛みは頭の片側から反対側に移動したり、前頭部、後頭部、または頭全体に影響するように感じることもあります。目の周りやこめかみに痛みを感じる人もいれば、顔、副鼻腔、あご、首などに痛みを感じることもあります。片頭痛のほとんどは4時間程度続きますが、重症のものはもっと長く続く事もあります。 

症状を読んでるだけでも痛そうです。
いろんなところが痛くなることもあるようです。
私も慢性副鼻腔炎で、
目の周りが痛むことが多かったので、
頭痛はつらいですね。

片頭痛のその他の症状には、以下のようなものがあります。
・光、音、においに対する過敏症
吐き気や嘔吐、胃のむかつき、腹痛。食欲不振。
体が熱くなる(発汗)、または寒くなる(寒気)。
・肌の色が青白くなる(蒼白)。疲労感。
めまい、目のかすみ。頭皮の圧痛。
・下痢(まれに)。発熱(まれに)。

その他の症状になると、頭痛と関係ないのでは?
と思うくらい、何でもありになってます。
いわゆる不定愁訴です。

片頭痛の発作の各段階では、それぞれ異なる症状が現れます。
①前駆症状:
・集中力の欠如。過敏症および/または抑うつ状態。
・会話や読書が困難。睡眠障害。あくび。
・吐き気。疲労感。光や音に対する過敏症。
・食欲低下。排尿の増加。筋肉のこわばり。
②オーラ症状:
・しびれ、ピリピリ感。
・視覚障害(万華鏡を通したような世界が見えたり、ぼんやりとした点が見えたり、キラキラしたものや線が見えたりすることがあります。)
・一時的な失明。体の片側が弱くなる。
・発話の変化。頭痛の症状。首の痛み、こわばり。
・うつ病、めまい、不安感。光、におい、音に対する過敏症。
・鼻づまり。不眠症。吐き気および嘔吐。
③後遺症
・集中できない。抑うつ気分。疲労。
・理解力の欠如。多幸感。

いっぱいありすぎです。
とても覚えられません。

原因
片頭痛の原因は複雑で、完全に解明されているわけではありません
頭痛がするとき、血管の中の特定の神経が脳に痛みの信号を送るからです。
その結果、頭の神経や血管に炎症を起こす物質が放出されます。なぜ神経がそのようなことをするのかは不明です。

片頭痛の原因はよく分かっておりません。
以下、片頭痛の誘因ですが、文章が長いです。
一応引用しておきます。

片頭痛の引き金(誘因)
片頭痛の発作は様々な要因で引き起こされます。一般的な引き金としては、以下のようなものがあります。
①感情的なストレス:
感情的なストレスは、片頭痛の最も一般的な誘因の1つです。ストレスがかかると、その状況に対処するために、脳内の特定の化学物質が放出され、片頭痛が引き起こされることがあります。その他、不安、心配、興奮などの感情は、筋肉の緊張を高め、血管を拡張させます。それが片頭痛をより深刻なものにすることがあります。
②食事を遅らせる:
食事を遅らせることも、片頭痛の引き金になるかもしれません。
③食品に含まれる特定の化学物質や防腐剤:
熟成したチーズ、アルコール飲料、チョコレート、硝酸塩(ペパロニ、ホットドッグ、ランチョンミートに含まれる)、発酵食品や漬物などの食品添加物など、特定の食品や飲料が、片頭痛の最大30%を引き起こす原因になっている可能性があります。
④カフェイン:
カフェインを取りすぎたり、カフェインの禁断症状で、カフェイン濃度が急に下がると頭痛が起こることがあります。血管がカフェインに感作されるようで、カフェインが取れないと頭痛が起こることがあります。カフェインは、急性の片頭痛発作の治療に役立つとして医療機関に勧められることがありますが、頻繁に使用するべきではありません。
⑤鎮痛剤の日常的使用的:
頭痛の痛みを和らげるための薬を頻繁に使用すると、それが反動性頭痛の原因となることがあります。
⑥女性の場合、ホルモンの変化:
女性の偏頭痛は、月経の時期に多く見られます。月経の引き金となるエストロゲンの急激な低下も片頭痛の引き金になります。また、避妊薬やホルモン補充療法によって、ホルモンの変化が引き起こされることもあります。
若い女子や閉経後の女性では、こうしたエストロゲンの変動が一般的に起こらないため、片頭痛は一般的に思春期から閉経までの間に悪化すると言われています。片頭痛にホルモンの影響が強い場合は、閉経後に頭痛が少なくなる可能性があります。(男性では、ホルモンの変化が片頭痛の引き金になることはないようです。)
⑦光:
点滅する光、蛍光灯、テレビやコンピュータの光、日光などが引き金になることがあります。
⑧その他:
嵐の前線、気圧の変化、強風、または高度の変化などの気象条件の変化。
過度の疲労。過度な運動。ダイエット、または十分な水分の摂取がない。
普段の睡眠パターンの変化。大きな音。煙、香水、またはその他の臭いにさらされること。

チョコレートやココア、
チーズや柑橘系に含まれるチラミン、
アルコール特に赤ワインに含まれるポリフェノールやヒスタミン、
空腹低血糖も良くないみたいです。
食事は規則的にとりましょう。
コーヒーや痛み止めはほどほどに。
ストレスやホルモンはいかんともしがたいですが。


片頭痛日記
片頭痛の日記をつけることは、自分にとって有益なだけでなく、医療従事者が診断する際にも役に立ちます。日記は詳しく書き、片頭痛の発作の前、最中、後にできるだけ更新する必要があります。紙とペンを使いたくない場合は、スマートフォンのアプリを使って片頭痛の日記をつけることができます。

痛いときに紙と鉛筆探して日記つけるのは面倒ですが、
アプリがあれば、日記もつけやすいかも。
「Migraine Buddy」という無料アプリがあるようです。
(使ったことないので、使用感はわかりません。)

どんな症状があれば、片頭痛と診断される?
①前兆のある片頭痛(複雑性片頭痛):
頭痛に加えて、
完全可逆的な以下の症状が一つはある(麻痺はない)。
視覚症状(点、輝き、線が見える)または視力低下がある。
感覚的な症状がある(チクチク感または感覚が鈍くなる)。
失語性言語障害
②前兆のない片頭痛(一般的な片頭痛):
頭痛に加えて
・発作に頭の片側の痛みが含まれている。
少なくとも5回の発作があり、それぞれ4時間から72時間持続している。
さらに、以下のうち少なくとも1つを経験したことがある。
吐き気、嘔吐。
・光が気になる、光を避ける(光過敏)。
・音が気になる、音を避ける(音過敏)。

片頭痛は誤診されますか?
時々、あなたや医療従事者が、感じている痛みを副鼻腔性頭痛や緊張型頭痛と思い込んでいることがあります。

実際には、
「国際頭痛学会の診断基準」ではもう少し診断の為の条件が必要です。

診断には、
詳しい症状の問診が必要なので、
受診する際には、
片頭痛日記が重要ですね。

私も蓄膿で目のまわりが痛むと思っていたのですが、
片頭痛の可能性もあったりして。
アルコール、
特にワインを飲んだ次の日に症状がでます。
亜硫酸塩が少ないワインだと、
症状がましなような気もします。

次回その③は治療についてです。


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