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金銭的なバロメーターよりも、ワクワクが笑顔の秘訣?

仕事は与えられるものではなく、与えるものだな。

何となく、自己啓発本に出てきそうな、とっても抽象的な言葉。これについて自分なりの考えをまとめてみたくなった。

なぜかこんなことをふと考える、この頃。

この10年で、私は何を学んだのか、成長したのか。

世の中、やたらと成長だったり、発展を求めたがるように感じる。

会社の業績は常に上向きでなければならない
国内総生産GDPだって上向きが良しとされる
出生率も下がっていくことが悪とされがち

これらはその分野におけるバロメーターに過ぎないのではないか。その変化をどうみるか、は視点が違えば見方が変わる。だから、良いか悪いかという捉え方はとっても一方的な感じがしてしまう。

大分話がそれていったので、自分事に捉え直す。
この10年を振り返ると、結局目の前のことをガムシャラにこなしてきた、というのが実態で、自分の成長のために、とかこれがこうなったから成長した、とかいうことはあんまり意識していない。

色々な体験、上手くいったことや失敗したことも含めて、そういったものを経て、自分の考え方や価値観が変わっただけなんじゃないかな、というのが本音に近い。

その「変化」を「成長」と呼ぶかどうか、は結局立ち位置によるのだろう。というか、その変化によって儲かっていれば良し、損していればダメ、と世の中基準の判断となるのかな。

それは他人の価値観に振り回されているみたい。だから、自分事として捉えるなら、どうすればいいか。

その体験自体を楽しむこと。というか自分が心地よい体験を選んでいくことがいい人生を歩むコツなのかな、とぼんやり見えてきた。

それが儲かるか儲からないか、金銭的なバロメーターは社会にとっては超重要、自分にとっても生きていく上では必要かもしれない。でも、ウチなる自分にとって金銭的なバロメーターよりも「夢中になれる」とか「楽しい、ワクワクする」とかの方がやっぱりテンションあがるなぁ、と納得する。

この10年で私は何を学んだのか。
それは、他人のものさしではなく、自分のものさしを使うことの大切さを知れたこと。

仕事は与えられるものではなく、与えるものだ、というのは、矢印の方向がどっち向きか、ということではないか。
自分←仕事 やることでは体験が受け身になる
自分→仕事 やることにすると体験を選ぶスタンスになる、こうすれば夢中になれる部分やワクワクする部分を見つける姿勢になるのでは、と考えた。

そんなよく分からないことを悶々と考える今日この頃でした。

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