【2022年版】新潮文庫の100冊について語る
本好きの夏の風物詩。私にとって夏の訪れは、「夏の文庫フェア」によって告げられる。
「今日も、読書。」を読んでくださる本好きの皆さんには、夏の文庫フェアについて、説明は不要だろう。いつもの書店が夏一色に染まる、あの「お祭り」のことである。
角川文庫の「カドブン」、新潮文庫の「新潮文庫の100冊」、そして集英社文庫の「ナツイチ」。書店に夏の文庫フェアの特設コーナーが並ぶと、心が浮き立ち、今年も夏が来たかと感慨に浸りつつ、冊子を持ち帰るまでが一連の流れである。
カドブン=緑、