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本が好き、その想いだけで書く文章たち。
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#新潮文庫

【2022年版】新潮文庫の100冊について語る

本好きの夏の風物詩。私にとって夏の訪れは、「夏の文庫フェア」によって告げられる。 「今日も、読書。」を読んでくださる本好きの皆さんには、夏の文庫フェアについて、説明は不要だろう。いつもの書店が夏一色に染まる、あの「お祭り」のことである。 角川文庫の「カドブン」、新潮文庫の「新潮文庫の100冊」、そして集英社文庫の「ナツイチ」。書店に夏の文庫フェアの特設コーナーが並ぶと、心が浮き立ち、今年も夏が来たかと感慨に浸りつつ、冊子を持ち帰るまでが一連の流れである。 カドブン=緑、

本棚見ながら、語るだけ vol.1

——むささびさん、よろしくお願いします。 こちらこそ、よろしくお願いします。 ——本日は、ご自宅の本棚をお見せいただけるとのことですが。 はい。 このような機会をいただき、ありがとうございます。 本日は我が家の本棚をお見せしながら、思い出話などができればと思っております。 ——楽しみです。それでは、早速お願いいたします。 新潮文庫①まずは、新潮文庫の本棚からご紹介します。 我が家の本棚は、基本的に出版社別に本が並んでいます。 ——そうなんですね。 同じ出版社の中

新潮文庫プレミアムカバーへの愛を語る

みなさん、こんにちは。 むささびです。 私は、本の装丁が大好きです。 本屋さんを歩いていて、ビビッとくる表紙があったら、衝動的に買ってしまうことが多いです。 中でも「新潮文庫のプレミアムカバー」は、最悪中身の本なしで装丁だけで売られていたとしても、たぶん買ってしまうくらい大好きです。 今回は、そんな新潮文庫のプレミアムカバーについて、私の愛を語らせていただこうと思います。 「新潮文庫のプレミアムカバー」とは?新潮文庫のプレミアムカバーとは、毎年夏に新潮文庫から出版