- 運営しているクリエイター
記事一覧
にゃおの事件簿❶〜すべての始まり〜
[エピローグ]
「おい、事件だ!」わたしが、午後の紅茶を飲んでいる(ちなみに紅茶をいれたのはにゃこだ。)といきなり空路寺刑事がバンっとドアを開けていった。わたし達の反応は、
「えーと、誰だっけ。どっかでみた気がする。」こっそりにゃこに聞くわたし。
「さあ。覚えてない。」いったのはにゃこ。
「・・あの、空路寺さんでは・・」こっそり教えてくれたのはにゃん。そうでした、そうでした。
「それで、
にゃおの事件簿❶ー4〜すべての始まり〜
[解決編]第四章
「私、動機わかった。」にゃんにいうと、空路寺刑事が驚いた顔でこっちを見た。
にゃんも「えっ、では動機はなんですか?」と聞いてきた。
得意になったわたしは、
「あのね、松乃さんはメッセージを探してたんだよ」
しかし、周りは、まだわかっていなかったみたいだから、
「あの人が遺書にわたしを見つけてって書かれてたっていったじゃん。」わたしは、空路寺刑事を指差しながら言った。周
にゃおの事件簿❶-2〜すべての始まり〜
[日常編]第二章
「うわー着いた!ねえ早く!早くいこう!」と興奮して叫ぶわたし。あとちょっと!そう、目の前に、「写真はご遠慮下さい」の看板が読めるくらい近いっ!しかし、「なあ、もうお菓子、全部没収したよな。」と言いながらにゃこは疑いの目をわたしにむけて、バックを逆さまに振る。ボロボロ落ちていくお菓子たち。・・哀しい。
「・・・お菓子は全部没収っていったよな!」
「いいじゃない少しぐらい!」
にゃおの事件簿❶-1〜すべての始まり〜
[日常編]第一章 美術館ヘGO!
「おーい、早く!」
「ちょっと待って、にゃこ〜。」
ここは時雨通り。大きくはないけど、いつもたくさんの人がいる。そんな、変わらない毎日の中に非日常が舞い込んでくるとは、まだ誰も考えてなかったんだ。・・だけど今は、この時間を精一杯楽しむことにしようかな。
わたしの2倍速で歩くにゃこを必死で追いかける。脚が長いって羨ましい。「この坂、きつい、きついよお〜。」と