4歳の片目弱視 5.かわいそうおばさんとの遭遇
初めに断りますが「眼鏡カワイソーとマウント取ってくる保育園ママを撃退」みたいな面白い展開はありません。
まずは口上を。
こんにちは。近藤ろいです。
今4歳の上の娘は弱視治療をしています。「遠視性不同視弱視」といいます。
左目が強い遠視であまり見えておらず、治療をしなければ将来眼鏡をかけても視力が出ないかもしれない状態です。
このシリーズは、発見→治療開始 の後の話。
娘本人の受け止めや周りの反応の話ができればと思います。
前回は保育園での受け止めでした。
今回は見ず知らずの大人からの反応について。
「かわいそうおばさんとの遭遇」
いわゆる見ず知らずのご年配の方からのお声掛けですね。
地域性か、カワイソーと露骨には言われませんが、スーパーの袋詰め台などでお隣になった時に、娘をじーっと見たあと「眼鏡を掛けているのねえ」と私に感想を言われることはあります。
頻度は多くないです。2ヶ月に一度くらいかな。
別に悪いことをしている訳ではないので、落ち着いて「はあ、そうですねえ」とか、陽キャを装ったクソデカ声で「片目があまり見えていないので、眼鏡をかけて見る練習をしているんですよ」とお答えしています。
こういう方は2つに分かれると思います。
多くは、言いたいだけの人。
相手も自分の気持ちをぶつけたいだけなので、本気で関心がある訳ではありません。
だからこちらが何を返事しても聞いてないんですね。
とりあえず何か答えがあれば何でもご満足なのかもしれません。
たまにですが、「実はうちの息子も昔治療していたのよねえ」という話になることもあります。ほっこり。
ところで…同じ「眼鏡っ子お母さん」との距離感に悩む
子どもが眼鏡を掛けるようになってから、自然と遊び場などで(オッ、あの子も眼鏡)と目につくようになりました。
私が出会った時に思うのは、
案外いるものだなあ
似合ってるなあ
同じトマトグラッシーズだなあ
それどこのメーカーかなあ。
青のフレーム似合うなあ
アイパッチしてるのかなあ。
うちの型紙使ってくれないかなあ。
みたいな、アホそーなことです。
あと同じ立場の保護者さんとお話ししてみたい!
視力や治療のことではなくて、
お子さん眼鏡似合ってますねー とか、
寝る時、自分で外してケースにしまってます?うちは全然!とか、
アイパッチ治療の苦労とか。
でもこういうセンシティブな話題は、触れられたいかは本当に人によって様々だし、
目のお話をして下さって、無知故に失礼な応対をしないか不安だし(斜視の事などはわからない)、
それ以前に垢抜けない高齢出産母という時点で負い目がありますし、
結局今までどなたにも声を掛けられずにいる
メンタル弱めの近藤さんでした。
(そして「みんチャレ」でチームを結成するに至る)
最後に…以下宣伝です
3歳児健診で見つかり、治療を受けることになった経過を描いた絵本を作ってみたり(有料販売しています)、
簡単にできる布アイパッチの型紙を提案したり、
習慣化アプリ 「みんチャレ」で励ましあうチームを作ったりしています。
てはまた〜!