11年目の僕も気持ちは初任者
僕の勤めている自治体は緊急事態宣言が出ているので、学校は3月から引き続き休校です。1年間の育休が明けてからの休校です。
僕は育休に入ったことをきっかけに本格的にTwitterを始めました。Twitterは僕の教育への考え方を広げてくれました。始める前と後では、僕の教育観は、大きく変わった部分も多いです。
そして今回、5年ぶりに担任の先生になりました。これまでは自身の子育てのことや、キャリア形成のためにも担任外を希望していたのですが、管理職からの要請もあって受けることにしました。
正直、前任校でもずっと担任でした。単学級でやってきたことも自信に繋がり、担任業は一通りマスターしているなんて天狗になっているところもありました。
しかし、今回の育休でTwitterを始めてからの僕は色々とアップデートされています。担任として目指す学級像も大きく変わりました。授業観も全く違います。
ぼんやりしたイメージはあってもそれを具現化できるかと言われれば、不安なところも多くあります。
「これまで積み上げてきたもので勝負すれば九分九厘上手くいくであろう手法を辞めて、新しい自分で勝負する」
この感覚は、初任者の先生と同じではないかなと思ってます。
大きく変わったところで言うと授業スタイルです。
具体的に言うと「一斉授業からの脱却」です。
班を基本単位に学びを進めていく。教師は各班の学びの進度を確認しながら支援していく。しかし、この班は固定よりも流動的でありたい。算数であれば、答えが合えばそれでいいのではないか。考え方なんてそれぞれでいい。むしろ解き方を指定するなんて気持ち悪くないか。わかっている子が黙っている時間も、わかっていない子が黙っている時間も必要ない。教え合って学び合って、それでいい。
と、こんな感じで、散らかってます笑
でも、ワクワクするんです。
これまでは子どもたちを、いかにコントロールするかを意識してました。それが担任の仕事だと思ってた。だって、それでみんなから評価されてきたから。僕の世界は職場の中での評価であり、それが全てだった。
でも、そうじゃないだろうと。
Twitterや本など、僕の世界を広げてくれた場所は、それまでの価値観を否定してくれました。
さぁ、子どもたちよ。僕のワクワクを受け止めてくれよー
先生はこんなにも「学習者」だぞ
ついてこれるかな?
早くコロナ終息してほしい