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思いを綴る〜フロンターレ編〜

久しぶりのnote更新である。基本的に音楽ネタをアップしているこのnoteだが、今回は、自分が応援しているサッカーJ1の川崎フロンターレについて。
川崎フロンターレといえば、ここ5年で4度のリーグ優勝を誇る、一般的にはとっても強いチーム、である。とはいえ、2017年の初タイトルまで、優勝に手が届きそうになることはあっても、優勝ができない「シルバーコレクター」と揶揄されていたチームであることを知っている人も、徐々に少なくなってきているのではないんだろうか。それくらい、ここ最近のリーグ優勝の印象が強いのだ。

さて、かくいう自分は川崎在住15年。岡山から転職で川崎に出てきたのが2006年だ。プロスポーツ不毛の地である「岡山」で、それまでの人生のほとんどを過ごし、球技が苦手で部活も陸上部だったため、川崎に出てきたものの、「フロンターレ」という存在には全く目もくれず過ごしていた。住んでいる場所も、等々力のすぐ近くだったのに。

そんなオフサイドのルールも良く分からない人間が、サッカーにのめり込むようになったきっかけは、息子がサッカーを始めたこと。地元・川崎市のサッカーチームを無料で招待したりしてくれるわけで、それで何度か見にいくようになり、生で見るサッカーの迫力や面白さにやられたのは言うまでもない(息子のサッカーの影響で、当時は4級審判の資格も持っており、ルールも多少理解できるようになっていた)。

当時は、シーズンチケットも持っておらず、行けそうな日程のチケットを購入して、一般の開門時間になるべく早く入れるように並んで見に行っていた。それが億劫になって、もうシーズンチケットがいいや!と、後援会にも入った。そして2017年、初優勝のあの瞬間、等々力で迎えることになった。ちなみに妻は2017年のルヴァンの決勝を見に行ったが、悔しい結果となったが、リーグ優勝を見事等々力で見届けることができた。そこからは、フロサポ以外もよく知る、強いフロンターレのイメージが強くなっていくタームへと入っていった。

それから5年。今年こそは!と挑んだACLで、無念の1次リーグ敗退となった。サポーターとしては、もちろん優勝を目指していたわけなので、とても悔しい敗退となった。選手・スタッフの悔しさはそれ以上であろう。これまでもフロンターレはACLではなかなか駒を進めることができずにいたのは事実である。去年も、1次リーグはかなり余裕を持って進めることができたように記憶している。それだけに、1次リーグ敗退はサポーター的にも「えっ!?」という結果である。とはいえACLが難しいことも、素人目線でなんとなく理解はできているので、選手・スタッフたちには声援を送るわけである。

しかし、今年はツイッターなどを見ていると、何やらフロンターレを取り囲む状況が変わってきていることを、大きく感じるのだ。

これまでも、今までなら普通にチケットが買えたのが、券売スタートと同時に即完売になったり(コロナ前のホームA席など)するなど、フロンターレのことを好きになってくれている人が増えていることはわかっていた。それが、奇しくも色々な声を目にするようになっていることにもつながっているようなのだ。

ACLで勝てないことへの心ない批判というのは、これまでもあったこことは事実。しかし、ほとんどが一部の他サポさんだったと思ってい他のだが、今年は、おそらくフロンターレ・サポーターだろうと思われる人からも、チームであったり、選手や監督を批判するような声がネット上でよく見るようになったと感じる。自分としても、試合を見ていて「いつもより調子が悪い!ミスが多い!こっちの選手の方がいいんじゃないの??」とか、思ったりすることはある。しかし、実際にプレーしているのは選手だし、その選手をずっと見てきているのは監督含めスタッフたちである。勝つために色々やった結果、負けてしまったり勝てなかったりするわけだ。自分の人生においても100%・絶対というものはやはり存在しないのだ。それは世界のサッカーを見てもそうだろう。どんなに強いチームだって、負ける時は負けるし、うまくいかないコンペティションはうまくいかない。

でも待って。だからこそ、試合に勝った時、いろんなことがうまくいった時、嬉しさが爆発するのではないだろうか。負ける気がしない強さ、というのももちろん楽しい。2021年シーズンのフロンターレのリーグ戦は、まさにこのレベルに達していたのかもしれない。でも、やっぱりあのシーズンはスペシャルすぎたのだ。

そのスペシャルなクオリティを長くキープしているプレミアのマンCとリバプールは、本当にすごいと思うけど。

もちろん目指すは、そこだろう。

でも、フロンターレは初優勝が2017年。まだそこから5年しか経ってない。ACLのこれまでの結果を見ても、J1最多優勝を誇る鹿島だって、1回しかACLを制覇していないのである。それを思えば、まだまだ経験不足なだけではないだろうか。ようやくJ1で力を示すことができるようになったが、圧倒的に優勝したのは、実質2021年くらいだろう。つまりまだまだ成長しなければ、J1じゃないフィールドで勝つまではいかないのだ。

そして、多くのフロンターレ・サポーターが近い思いでチームを見つめてくれていると思うのだが、一部のサポーターが、かなり強い言葉でSNS上にチームや選手、監督の批判をアップするの見ていると、とても辛くなるのである。

「負けてもブーイングしない」というのが良い・悪い論争もあるが、自分は「サポーター」という呼び名がとても気に入っている。「ファン」ではなく「サポーター」である。「サポートする人」。勝っても、負けても、サポートする。自分はそんなスタンスである。中には、プロなんだから負ければ批判されて当然、という人もいるだろう。それもまた正論かもしれない。でも、絶対がない勝負の世界において、絶対的にサポートしてくれる存在がいることっていうのは、何よりも力になるのではないだろうか、とも思う。

奇しくも、大島僚太選手の度重なる負傷のリリースが出たことを機に、心ないツイートを目にすることになってしまった。サポーターであれば、いろんなインタビューで大島僚太が語った昨シーズンの苦悩を知ってるんじゃないのかと思っていたけど・・・

ただ、最近思っているのは、サポーターの数が増えると、その考え方も色々な属性やベクトルが増えていくのは至極当然なこと。きっと、オリジナル10のチームとかは、こういうことも乗り越えて、今に至っているんだろうな〜と思うと、やはりフロンターレもまだまだこれからなのだ。

この5年で4度のリーグ優勝を果たしたことは紛れもない事実。でも、まだまだなところがあるのも事実。それを踏まえてサポートしてくのがサポーターなんだ、と、自分の心を奮い立たせて、今シーズン残り3つのタイトルに向かいたい。

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