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デンマーク発信の「遊びのデザイン」のウェビナーに参加して

先週、デンマークのデザインの学校LEGO Houseの共同で行われた遊びのデザインのウェビナーに参加しました。

タイトルの画像は、参加者に事前に送られた、ZOOMで使える背景の画像のひとつ。他にも背景が黒、黄色、ピンクのものがあって、当日はZOOMの画面がカラフルでプレイフルで背景だけとってもとても楽しい雰囲気でした。

参加した感想は、とにかく、楽しかった!!

デジタル&アナログ、子ども病院、自然、環境保護、ボードゲーム、学校での教育、保育園、美術教育などなど、いろいろな場所で様々な形で遊びのデザインに関わっている人たちのお話が聞けて、おもしろい質問がたくさん飛び交って、楽しいディスカッションが続いて。
現地で会えてお話しできるのがもちろん一番ですが、オンラインのメリットもあり、本当に参加してよかったです。

休憩時間だけではなく、セッション中にチャットで他の参加者から連絡がくることも。ZOOMで名前と顔を出しているので、SNSで私のことを調べて興味を持ってくれて連絡をくれたそうです。これはオンラインならではですね。

このウェビナーは2日間だったのですが、1日目の終わりに司会の方が、
「明日は始まるときにみんな赤いものを用意しておいてね」と。
2日目が始まるときには200名ほどの参加者が赤いものを手に取り、一体感も生まれました。さすが、遊びのことばかり考えている人たち。おもちゃや風船やおもしろそうなものがたくさん集まりました。

それに続いて、主催者側がチャットに
「The color red...」
と書き込み、参加者がそれに続いてお話を作っていく遊び。
この展開にはみんな大笑い。
本当にあっという間に、世界にひとつのおもしろくて愛しいネバーエンディングストーリが生まれました。このスピード感もオンラインならではですね。

そんな遊びも取り入れながらの2日間。

最後に司会の方の「改善案や感想があればお願いします」の声に、
「最高だった!でももっと遊びたい!」で満場一致。

終始、
「みんなで楽しくいいものを作っていこう!」
「みんなにとっていい世界にしていこう!」
という想いであふれていて、本当に幸せな時間でした。

人に会いづらくいろいろなところへ行けない状況が続いていますが、オンラインだからこそできること、今だからこそ生まれるアイデアもたくさん。

「遊び」という人間の根本的欲求をデザインする、ということ。それをどういった形で仕事にしていくのか、その多様性にもたくさんのインスピレーションと勇気をもらいました。

ここで学んだことと出会いを生かして、私もこれからも遊びのデザイン、がんばっていきます!

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