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ワクチンのデマに注意

こちらは、ワクチンのデマについて、注意喚起の記事です!

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🔳ファクトチェック

リュック・モンタニエという、HIV関連でノーベル賞を受賞された方の

「ワクチンを接種した人が2年以内に死亡する」

という衝撃発言が一部で話題になっています。

しかし、これはファクトチェックでフェイクだと分かっています。拡散しないように注意しましょう。ツイッターなどでは信じてしまっている人がかなり、いらっしゃいました。

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将来に至るまでのワクチンの安全性が確保されたわけではありませんが、デマはデマですので、ご注意下さい。

もし、ワクチンの危険性を真面目に科学的に議論したいなら、リュック・モンタニエ博士のデマ拡散はやめることをオススメします。

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🔳リュック・モンタニエ博士について

リュック・モンタニエ(1932 年 8 月 18 日生まれ) は、フランスのウイルス学者であり、フランソワーズ バレ シヌッシとハラルド ツア ハウゼンと共に 2008 年に共同研究者です。ヒト免疫不全ウイルス ( HIV ) の発見でノーベル生理学・医学賞を受賞。彼は、パリのパスツール研究所で研究者として働き、中国の上海交通大学で常勤の教授を務めました。

立派な肩書の学者さんですが、最近はホメオパシー(疑似科学)に傾倒されていたようです。DNAが水にコピーされるとか、テレポーテーションするという理論を発表して、物議を醸しているのだとか。

コロナウイルスについては、「コロナウイルスのゲノムにHIVの要素とマラリアの胚芽が存在することは非常に疑わしく、ウイルスの特徴は自然に発生した可能性はありません」と発言し、少し前に話題になっていました。

過去の実績はある人ですが、最近の発言は若干あやしいと言うことは覚えておいて良いかと思います。

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🔳感染増強抗体について

↑こちらはCell誌に発表されている信憑性の高い情報です。

新型コロナウイルスに感染すると感染を防御する中和抗体ばかりでなく、感染性を高める感染増強抗体が産生されていることを初めて発見した。

大阪大学の荒瀬尚教授は、感染後に出来た抗体が、悪性抗体になる可能性を指摘しています。

つまり、感染性を高める感染増強抗体が産生されることは発見されたそうですが、ワクチンを打った人が2年で全員死ぬということではありません。

逆に、現時点では、ワクチンを打てばもう大丈夫とは言えず、今後も新型コロナウイルスの撲滅に向けて、感染を広げない努力は必要になると思います。

今回の記事は、ワクチンについて断定的に論じたものではありませんが、明らかに間違った情報が拡散されているので執筆しました。

新型コロナのワクチンについては、まだ半年程度の実績しかありません。ですが、間違った情報が拡散されて良いということはありませんよね。

センシティブな問題ですので、ご自身でしっかり吟味してから、拡散お願いします。

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(引用元URL)
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