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そろそろ新作の連載開始したいなぁ

榊正宗 Official note

こちらが100RTされましたら、新作「大神少女」の連載を開始します！

今日は、小説とはなにか？という話でもしておきます。

小説か物語か

小説という言葉は、君主が国家や政治に対する志を書いた大説や、君主の命などを受けて編纂された国史に分類される伝統的な物語や説話に対して、個人が持つ哲学的概念や人生観などの主張を、一般大衆に、より具体的に分かりやすく表現して示す、小編の言説という意味を持たされて、坪内逍遙らによって作られて定着していったものとも言われている。

以前は、小説と物語の間には明確な区分があるとされてきた。 すなわち、“話の展開に内容から導かれる必然性があるもの”が小説であり、“内容とはかかわりなく偶然のつながりによって話を進めてゆく”のが物語という見方である。 言い換えると小説は「虚構の連続性と因果律のある話の構造」を持たねばならないことが条件とされた。

さらに発展して「話の展開と主人公の具体的な性格に必然的な関わりがあるのが小説。そうでないのが物語」とも言われた。 19世紀以降に小説の主題概念が強くなるために「小説」は主題、主人公の造形、話の展開の結びつきが密接であることを要求されてきた。

ただしこのような観念は、20世紀に入って『贋金造り』（アンドレ・ジッド）のような小説が登場するに至って、崩壊したといえよう。反小説なる小説まで登場した現代では、もはや何を以て小説とするかは一概に決めることはできない。

このように近代文学観の呪縛から離れてみれば、古代日本文学の『源氏物語』（紫式部）は、近代の心理小説に匹敵する描写がみられることが指摘されているし、古代ギリシャ文学の『ダフニスとクロエ』（ロンゴス）なども、「小説」的要素を持った最古の例のひとつといえよう。

Wikipedia小説より

なんだか、小説の定義はよくわからないものだそうです。物語とは違うという定義も過去にはあったようですが、今となっては娯楽の一形態であり、文学というほど、たいそうなものでもないようです。

私にとっての小説は、ずばり、アニメ化するための原作です。

企画書を持って、オリジナルアニメの営業をするより、小説をヒットさせてアニメ化してもらうほうが、圧倒的に効率が良いしプロモーションにもなります。オリジナルアニメの監督に、監督印税は1円も入りませんが、原作小説を書いておけば、原作者印税が入ります。（わたしが監督するかはさておき）

とか、書くと、なんだか守銭奴のような感じになりますが、原作小説は、著作者人格権と著作権を併せ持つ、クリエイター最大の資産です。クリエイターは微妙な賃金を貯金している暇があったら、オリジナル小説を書くべきです！

ヒットするかどうかは時の運。書いておけば、良いこともあるでしょう。

それが、わたしにとっての小説です。もちろん、多くの人に読んでほしいし、楽しんでもらえるものを書きたいと思っています。

なにより、「アニメ化したときに映える、小説を書く」と言うのがわたしの信念でもあります。社長少女の場合は、ヒロインの天宮翼ちゃんが、どんだけ可愛くなるかをかなり意識して書いてます！

社長少女は、ちょこっとだけアニメ化してあります。（クラウドファンディングのテコ入れ用に、1日で作ったやつなのでちょっとモーションが微妙なところがあります）この動画はBlenderというソフトで制作しています。

わたしは、おそらくですが、Blenderを本格的に商用アニメに利用始めた最初の人間です。2013年放送の、ルパン三世 princess of the breeze 〜隠された空中都市〜の飛行船のシーンにBlenderを使用させてもらいました。

現在はいろいろなアニメ会社さんにBlenderを指導して回っています。そのため、今年公開されるいくつかの商業作品に関わっています。とはいえ、昨今の３DCGは手描きアニメのレイアウトとして使用されることが多く、なかなかフル３Dアニメの企画は通りません。

一番の目標はやっぱり、フルでキャラクターまでBlenderを使用した作品をアニメ化することです。

さらに言えば、自著の小説をBlenderという３DCGソフトでアニメ化したいのです！

そのため、３Dでアニメ化したときに映えるような内容にしてあります。

アニメで企画の仕事をしていると、この原作は手描き向き、この原作なら３Dアニメみたいな分類をすることがあります。

いっそのこと、最初から３Dアニメ向きの原作を自分で書いたほうが早くないかな？と思って小説を書き始めました。

他の小説家さんからしたら、不純な動機に思われるかもしれません。もちろん、作家として、もっと深い理由もあるのですが、それはまた別の機会に。

わたしが小説を書く、表向きに公言出来る大きな理由は、「アニメ化する！」ですね。なので、多くの人にRTされているのは営業上すごく大事だったりします！RTでの応援まじで宜しくおねがいします！


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