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邦画の評論に対する所感。

日本の映画評論家は、ほんの少し泣かせる要素とか、大袈裟な芝居があると、鬼の首を取ったように駄作認定してきますよね。

邦画の良し悪しを判定する時、予算のない中で培われた邦画のリアリズムには敬意を表しますが、現実問題として大衆娯楽として実写邦画がアニメに後塵を拝してるのは否めないと思うんですよね。

アニメは視覚的に魅力的な世界を作りやすい。それに対して、実写映画は現実の制約に縛られ、特に低予算ではその制約がさらに強まるのは仕方ない所はあります。

そんな中で実写映画は、リアルな人間の感情や動きを表現できる独自の魅力もあります。 アニメと実写、どちらも日本の映画産業の重要な柱であり、お互いに切磋琢磨しながらさらなる高みを目指すべきかと。

なので、映画評論家は大衆娯楽の要素を取り入れた実写映画に対しても、もう少し寛容な目を持って評価するべきなのかもしれないと思います。 それによって、日本の映画産業全体がさらに発展し、多くの視点から多様な作品が生まれると良いなぁと。

観客はアニメだけでなく、実写映画も楽しむことができるようになり、日本の映画文化がさらに豊かになることを期待します!


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