【ホテルというより昔噺的な】 Hotel Du Nord(コペンハーゲン)
ホテルに泊まるために生きていると言っても過言ではない私ですが、そんなふうに思うようになったのは最近のこと。
今回は、そんなふうに思ってなかった大昔に泊まったデンマークのホテルのことを思い出しながら、その時の旅を振り返ってみようと思います✨
Hotel Du Nord Copenhagen(現在は閉業)
ホテルと全然関係ない話ですが、年末になると数を決めて断活をします。
2年前は1000個を目標にして相当しんどい思いをしましたが、結果は無事に達成することができて本当にやって良かった✨ 今年は100項目を目標にして、大昔のアルバムなんかも全捨て。そこで出てきたのが、このページ。
街をうろうろしている時に見かけて、外観が気に入って、客室を見せてもらって宿泊を決めたホテル。
かれこれ約20年近く前のこと、東欧と北欧の違いもよく分かっていないまま、前半をポーランド、後半をデンマークに滞在。行程は全て同行者が決めてくれて、現地の知り合いも合流しての旅だったんだけど、同じヨーロッパという認識しかなかったから、両国の物価の違いにもびっくりしたし、生活水準の差にもびっくりしたし、デンマーククローネが高いことも衝撃だった。
ロイヤルコペンハーゲン本店でお茶をして、磁器の絵つけ実演を見て、本店でしか買えないというティーセットをたくさん買って船便で送ったことしか覚えていないけど、アルバムに貼られたメモによるとコペンハーゲンには1週間ほど滞在していたみたい💦 ほかの日は何してたんだ・・
ホテルも、最終日に泊まったここのことは覚えているけど、それまで泊まっていたホテルのことは全然記憶にない💦 このホテルのことも「通りを歩いていて外観に惹かれて泊まったホテルがあったなあ」くらいのぼんやりとした記憶で、ホテルの名前も覚えていなくて。
そしたら、ちゃんと外観写真も撮っていたし、部屋番号が書かれた紙片までアルバムに綴じていた!記録しておくのっていいですね(自賛しているわりに全捨てするんだけど🤣)
人生をやり直せるなら、改めたい!と思う筆頭が ”記録をつける” こと。祖父母の形見代わりに譲ってもらった小さな手帳があって、そこには人にあげた現金の記録がびっしりとつけられていて。(いわゆる贈答の記録なんですが、祖父母は徹底してモノではなく金銭を贈るタイプだったので)それを見たとき、そこに凝縮された人生が詰まっていると感じて。
それ以来、私も色んなことを書き留めて残しておくように。ホテルの記録をつけるようになったのも10年くらい前から。チェックアウトのときにもらえる領収書的なA4サイズの紙をファイリング。
大雑把にはじめた記録も続けていくうち、予約した部屋タイプを付箋に書いて貼っておいたり、いただいた名刺も合わせて保管したり。今では宝物のファイルに✨
そういえば昔、ヨーロッパでお世話になったホテルって、家族で経営しているような、小さいけれどとっても素敵なホテルがたくさんあったのに、その多くがここみたいに閉業してしまったのだと思うと残念な気持ちに😢
ちゃんと記録を残しておくこともそうだけど、ひとつひとつの滞在をしっかり味わって噛み締めようと思います✨
・トップの写真は公式サイトのものを利用しています
新たな視点がもてたり、世界が広がったり、楽しい気持ちになりますように・・✨