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大熊産のお米がとっても美味しかった話

先日、相互フォローの方に協力して頂いて大熊町からお米を取り寄せました。

◆大熊町って?

ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんので少し説明をさせて頂きますと、福島県の沿岸地域「浜通り」に大熊町はあります。
東日本大震災では震度6強の揺れを記録し、津波で犠牲者が出ました。
そして津波に伴い事故を起こした福島第一原子力発電所がある町です。いまだに町の約半分が帰還困難区域となっており、また福島第一原子力発電所の周囲は「中間貯蔵施設」の建設予定地域となっています。
「避難指示解除準備区域」の避難指示解除などを経て、今年6月30日には大野駅周辺とその南の「特定復興再生拠点区域」で避難指示が解除されました。

今回お取り寄せしたのは、まさにこのツイートの写真の水田で育ったお米です。厳正な試験栽培の結果、大川原地区で栽培されたお米の安全性が証明できたのです。そんな大熊産のお米がついに、ついに出荷されたとの事!

◆図々しいめがですと優しいフォロワーさん

「お願いします!」って図々しいにも程がありませんか?(笑)
でも、それぐらい大ニュースなんですよ。大熊のお米が出荷されるというのは。

◆実食

届きました!

あさくらさんのご厚意で福島 ⇒ 熊本の長旅を経たお米がついに届きました!
お米を研いで炊飯器にセット。待つ事約30分……

炊けました!

写真がヘタクソなのでこのツヤピカのお米が伝わりきれていないのが残念ですが、特別な思いもあってか、いつも以上にお米が輝いていました。

いただきます!

◆なお食レポは無理だった模様(笑)

農家さんの苦労や努力を考えると胸が詰まってしまい、私から語彙力を奪ってしまいました(笑)
口にした瞬間のふわりと香ったお米の甘みにコメ農家さんの意地を見た気がします。ここだけの話、少し涙が出ました。今まで「放射能を測って捨てるだけ」だったお米が食卓に届きましたよ!

◆大川原に続け!

特定復興再生拠点区域でもお米の試験栽培は行われており、早ければ来年の秋には食卓に並ぶことになります。

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