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「廃藩置県」に学ぶ義務教育と独学のとてつもない大きな違い

連投。さっき日本史を勉強していた。

日本史で廃藩置県の問題が出ていた。廃藩置県といえば明治における対策の一つで、藩をやめて県に置き換える政策だ。

日本史の教科書では「廃藩置県が置かれ」くらいしか書いていない。

ここまでが「義務教育」の範囲。

「廃藩置県がないと、どんなデメリットを味わい、廃藩置県政策をやった結果、どんなメリットに至ったのか?」

キーワード一つに疑問を立てて、調べ、答えにたどり着くのが独学。

廃藩置県についてはこちらでメリットデメリットを語っている。

https://honcierge.jp/articles/shelf_story/4645

藩のままだと各藩同士がいがみ合い、日本が一つになれなかった。日本の周りは列強と帝国主義、植民地という弱肉強食であり、日本が肉にならぬためには一つにまとまる必要があった。

そこで廃藩置県を通して中央集権化(今の日本)にぐっと近づける政策をとった。廃藩置県をやったおかげで地方がいがみ合うことなく、一つになって列強と対抗できるようになっていった。

第二次大戦後、地方自治が日本国憲法に明記された。

廃藩置県のデメリットがトップダウン方式であり、地方という「都会と状況が違う」ところに対応しにくかったからだ。

教科書にはキーワードと簡単な説明が載っている。

ここまでが義務教育だ。

キーワードがなければ、どうなっていたのか?
キーワードがあるから、今どうなっているのか?
キーワードの間にどんな隠れた物語があるか?


「自分のビジネスやクリエイトに役立てられそうか?」という、
まわりまわって自分のためにもなるのが独学だ。

独学は「わかっていること」というか「単にキーワードとして頭に入れたもの」を改めて見直す行為なんだなと感じた。

義務教育は「単に頭へ入れる」だけ。

「頭に入れたものを評価し、今とのつながり、自分とのつながりを探る」行為が独学だとも気づかされた。

やっぱ勉強って面白いもんだ。どおりで「独学」で大きな差がつくもんだ。



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