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その仕事を「してもいいし、しなくてもいい」がもたらす結果

先月、僕は買い手と売り手の関係から「自由と支配」について書いた。

買う人(読む人)は僕の書いた情報を「この後も読む、閉じる(=読まない)」決められる。

一方売る人(書き手)はあなたに記事を読んでもらうため(商品を買ってもらうため)、あれこれ工夫して読ませる・買わせないといけない。反対に「読まなくていい、買わなくていい」なんて考えをすると「バカじゃないか」見られる。

「バカじゃないか」を選択に入れると「~しなければならない→してもいい、しなくてもいい」と気持ちに余裕が生まれそれまでにない考えや発想がひらめき、決断しだいで新しい展開に進む。

自由は一つでなくいろんな分野、いろんな要素に分かれている。お金に関する自由、人間関係に関する自由、人間関係でも自分自身とのありかたに関する自由/支配、異性との関係に関する自由/支配、子供との関係……分けると無数にある

僕たちの生活に強くかかわってくるものとして「仕事」を一つ上げていきたい。

  • 今の仕事が辛くて辞めようかどうか迷っている

  • 仕事を辞めたいが、色々な事情があってやめられない

  • 仕事を変えたいが、色々な事情があって変えられない

こういったときに読むと、何かしらの発想あるいは違った見方ができると確信している。


その仕事を「辞められない、変えられない」→「やめていいし、変えていい」ならどっちを選ぶ?


あなたが今、どういう仕事をしているか僕にはわからない。
給料やローンはもちろん就職先がないなど様々な事情から「この仕事を辞めたい、変えたい」思うものの「やめたら働くところがない、変えたとしても、自分の能力が役に立たなかったら怖い」
様々な考えが浮かんだ結果、今いる場所で頑張らなければならない「一択」になってしまう。

そこに「やめてもいい、変えてもいい」と自分自身に伝えてみたらどうなるか。もちろん「やめられるわけないし、変えられるわけもない」反論が僕たちの脳内から生じる

実際にペンを握り、紙に書いてみよう。

僕なら今書いているnote記事について「書かなくてもいい、書いてもいい」と紙に書いてみた。

次に「書いてもいい理由」と「書かなくてもいい理由」について、自分に尋ねてみた。仕事なら「やめてもいい、辞めなくてもいい/変えてもいい、変わらなくていい」理由を書いてみる。

僕の場合「書かなくていい理由」は「面倒くさい、やっても期待する成果なんて得られない」そこから「期待する成果って?」浮かんだ内容を次々書いた。

一方で「書いていい理由」として「自分でも現時点で表に出てきていない、何かしらの表現を記事を通して表に出したい、自分でも"うはあ、こんな気づきがあったとは"書いたからこそ生じる感動を引きずり出したい」が出てきた。

「書かないと欲する反応・期待が出てこない」は出てこなかった。ぶっちゃけ、自分の求める反応が出ようが出まいが「心底どーでもいい」という気持ちに気づかされた

「しなければならない」は拒否できず「やる」一択であり、理由もない。「お前はこれをやれ、つべこべ言うな」自分の心の中に存在する誰かに支配されている状態だ。

また「いや、やらなくてもいいなんて書いたら、家族を露頭に迷わせるから、給料が入ってこないから、やらなければならないんだ!」義務にかられた理由を書いても

「義務込みで自分で選んだ結果」

「してもいい、しなくてもいい」は自分で「やる/やらない」を選べる。だからこそ嫌な決断と展開を迫られる。

自分の選択で「ここにいる」と決めたとみなすのであり、僕を含む他人に擦り付けても「それでも選んだのは自分」事実が己の中に返ってくるからだ。どうあがいても自分の責任。


二つの理由が出た結果、僕は「書いてもいい」を選んだ。

僕の選択「書いてもいい・書かなくてもいい」どちらもメリットがあり、デメリットもある。メリットのみ/デメリットのみは存在しない

自分にとって「すごくやりたいこと」をやったときも、たくさんのデメリット「避けたいけど避けられない仕事、やりたくないけど、ここが肝だから、やらなければならない作業」を味わった。

昔、僕はよく「メリットしかありません、デメリットなどないのです」人様のうたい文句に惹かれた。数年たって「嘘だ」体でわかった。

世の中、どんな選択もメリット及びデメリットが同時について回る。だからこそすいすい楽しめるメリットを自分で見つけ(=理由づけ)、どちらのメリットを「より味わいたいか」で生きるのが大切だと考えている。

仕事においても「今すぐ止めたいが、辞めさせてくれない」をはじめ「やめたいがやめられない、変えたいが変えられない」ときも

「今ここにいるのは、デメリットもある一方、何かしらのメリットがあるからだ。そのメリットを味わうために、今自分はここにいるんだ」

思考を変えてメリットを見つけていく(例えば、仕事を通して独立に必要な知識を得る、天職に必要なノウハウを身に着ける、人間関係の対応術を身に着けるなど)と、一択支配地獄で苦しい状態に隙間が生まれ、新しい考えが身につくと僕は確信している。

苦しい時にぜひ「考えてはならない選択」を考えてみてくれ。
ただし犯罪行為になる考えは除く。未来の自分を含む、たくさんの人を傷つけるし、自分の時間も檻の中で過ごすからね。


支援していただきありがとうございます。支援は僕の作品作りを含め、子供へのお小遣いや楽しいことに貢献します。ありがとうございます