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【Baby0〜1歳】保育士ママが選ぶ赤ちゃんにおすすめの絵本 Vol.1

はじめまして。
自由が丘にある Ponolipo Club Workshop and Library スタッフの糸永です。2024年4月よりあらたにスタートしたPonolipo Club Workshop and Libraryとともに、こちらのnoteではPonolipo Web Magazineとして赤ちゃんとの暮らしに役立つアイデアやあそびのヒントをゆるりゆるりとお届けしていきます。



◇自己紹介◇

糸永めぐみ
PonoLipo Club Workshop&Libraryスタッフ。
中学・高校時代をタイのバンコクで過ごす。帰国後大学にて幼児教育を専攻し、保育士、幼稚園教諭一種免許取得。横浜の私立幼稚園で働いたのち、海外で保育の経験を積むためにニュージーランドへ渡る。現地の保育施設、高校などで働き、多様な国籍・文化的背景を持つ子どもたちとの関わりの中で、英語を母国語としない子の背中を後押ししたいと思い、ニュージーランド在住中にケンブリッジ大学認定の英語指導資格CELTA・TECSOLを取得。2020年よりフリーランスの保育士として英語保育をメインとしたベビーシッターとして活動。
2023年5月に男児を出産。育休中にベビーマッサージとベビーヨガインストラクターの資格を取得。好奇心旺盛で元気いっぱいのパワフルな男の子の子育てに奮闘中のママ。


◇赤ちゃんにおすすめの絵本紹介◇

もうすぐ1歳になる息子は、絵本が大好き。
毎日絵本ラックから読んでほしい絵本を自ら手に取り私のところに持ってきて、ちょこんと座りパチパチパチと拍手で始まる絵本タイム。
同じ絵本を何度も繰り返し読む日もあれば、次はこれ!次はこれ!と、どんどん絵本を持ってきてラックの絵本がからっぽになるまでたくさん絵本を読む日もあります。
同じ絵本を低月齢の頃からずっと読み続けていると、成長とともに息子の反応もかわってくるので、私自身も毎回色々な発見をしながら絵本タイムを楽しんでいます。

第一回目の投稿は、そんな絵本大好きな息子が、ねんね期から11ヶ月の現在に至るまでずっとお気に入りで読み続けている我が家の一軍絵本を2冊ご紹介♪

1 だるまさんシリーズ

作:かがくいひろし
出版社:ブロンズ新社

これは絶対外せない定番中の定番!!言わずも知れた世の中の赤ちゃん全員が大好きであろう、かがくいひろしさんの「だるまさん」シリーズ。「だるまさんが」「だるまさんの」「だるまさんと」の3部作。息子が特に大好きなのが、いちごさん、ばななさん、めろんさんが登場する「だるまさんと」。かがくいひろしさんは美術大学を卒業後、特別支援学校の美術の先生をされていた背景から、絵本づくりにおいて障害がある子も小さな子どももどんな子でも楽しめる内容であることをとても大事にされています。興味を惹く擬音と心地よいリズム、なんだかぐにゃっとした軟体生物のようなユニークで面白いだるまさんと仲間たち、言葉がわからなくても一瞬で赤ちゃんの心を掴む要素がたくさん♪息子は生後2ヶ月、まだ目が見えているのか見えていないのかはっきりしないころからこの絵本が大好きです。少し月齢が大きくなってくると、絵に合わせて「うーん」と声を出したり、一緒に身体を動かしたりと絵本の世界に夢中になる姿もみられるようになり、子どもの成長も感じられる一冊です。はじめての絵本におすすめです。

2 いろいろバス

作:tupera tupera
出版社:大日本図書

「やさいさん」「くだものさん」など数々の面白い絵本を生み出しているtupera tuperaさん。その中でも「いろいろバス」は赤ちゃん期から幼児期まで長く楽しめるおすすめの1冊です。タイトルから「乗り物好きの男の子向けかな?」と思う方も多いかもしれませんが、奇想天外で想像を超えてくるストーリー展開で、男の子も女の子も夢中になる仕掛けがたくさんある絵本なのです。
赤いバスがやってきて、降りてきたのはなんと…トマト!!そして乗車したのはタコ!!黄色、緑、黒のバスが次々とやってきて、バスと同じ色の食べ物や生き物、時には「え!そんなものもバスに!?」というものまで、次々とバスから降りてきて乗車して♪ストーリーの展開や細かい描写を理解して楽しめるのは2歳児以降かなと思いますが、色彩豊かなデザイン性の高い美しい絵と「ごろごろ」「にゅるり」「ぺたぺた」「ゆっさり」などのオノマトペの響きがとっても楽しいので、赤ちゃんも夢中になる絵本です。息子が特に大好きなのが、カラフルなバスが終点地点に集まってきて、「いろいろ」なみんながバスから一気に降りてくるシーン!まだ3ヶ月ぐらいの頃から目を見開いて見入っていました。指差しができるようになってくると「あ!あ!」と指をさしながら一生懸命お話ししてくれています。最後のページにはそれぞれの色のバスの運転手さんも「ごじょうしゃありがとうございました」と登場♪子どもと一緒に「ばいばい〜」と運転手さんたちに手を振りながら絵本を閉じる瞬間がたまらなく愛おしく満たされた気持ちになる一冊です。


◇絵本選びに迷ったら…◇

こちらのリンクもぜひあわせてお読みください。
ポノリポスタッフが年齢別に絵本選びのポイントを詳しくご紹介しています。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回もおすすめの赤ちゃん絵本を紹介します。
「おすすめ絵本シリーズ」として数回に分けて連載していく予定ですので、またぜひ覗きにいらしてくださいね。
お気に入りの絵本を見つけるきっかけになったら嬉しいです♪

今回この記事で紹介した絵本はこちら↓↓



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