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【Baby0〜1歳】保育士ママが選ぶ赤ちゃんにおすすめの絵本 Vol.2

こんにちは。
PonoLipo Club Workshop and Libraryスタッフの糸永です。

まだまだ赤ちゃんだと思っていた息子も先日ついに1歳の誕生日を迎えました。
一升餅や選び取りカードのイベントや、赤ちゃんも食べられるバースデーケーキでお祝いしました。

体幹がものすごく強く歩き出すのも早かった息子。

家族や友だち、保育園の先生からも「1歳の誕生日には一升餅を背負ってスタスタ歩いてそうだよね〜」と言われていましたが…

まさにその通りとなりました!!!!!

一升餅を背負いながらテクテク歩き、バランスを崩して転がってもケラケラ笑ってとても楽しそうな姿にたくましさを感じた1歳のお誕生日となりました。

約2キロのお餅を背負って歩く息子
食パンとパルテノで作ったバースデーケーキ♪

さて、前回の記事では、赤ちゃんにおすすめの絵本を2冊紹介させていただきました。
Vol.1はこちら
↓↓

今回も我が家の一軍絵本の中からとびきりの3冊をご紹介します。


◇赤ちゃんにおすすめの絵本紹介◇

1 くだもの

作:平山和子
出版社:福音館書店

まるで写真のようなリアルでおいしそうな果物がたくさんでてくる絵本。見開き一ページにどどーんと描かれた果物は圧巻!!!
なにより果物そのものと、切ったり剥いたりした状態の果物のどちらも同じページに描かれているのがこの絵本のすごいところ。最初に目に入ってくるのは丸ごとの果物。「これがりんごかぁ」と思って見ていると、「さぁどうぞ」とフォークに刺さったりんごが登場。思わず手を出して掴んだり、口を開けて食べたくなってしまうほど、みずみずしくて美味しそうに描かれた果物が次々とでてきます。
この絵本には、離乳食が始まると食べれるようになる果物がたくさんでてくるので、「りんごだよ」「さっき食べたね」など赤ちゃんとお話ししながらページをめくると楽しさ倍増。食いしん坊の息子は「すいか」「さあどうぞ」と口に運ぶ真似をすると口を大きく開けてぱくぱくもぐもぐ食べる真似っこをしながら絵本を楽しんでいます♪対象年齢は2才〜4才向きと記載されていますが、赤ちゃん期からも楽しめるのでぜひぜひお子さんと一緒に読んでみてください。

2 わにわにのごちそう

文:小風さち
絵:山口マオ
出版社:福音館書店

どこか人間味あふれるワニの「わにわに」が主人公のこの絵本。「わにわに」が食べ物を探して台所に辿り着き、エプロンをつけて、お肉を焼いて食べて、おなかがいっぱいになったら眠るというなんとも平和な1日をこっそり覗き見させてもらっているようなお話です。「わにわに」の臨場感あふれる料理っぷり、豪快な食べっぷり、そしてのらりくらりとした動き一つひとつに思わず見入ってしまう一冊です。迫力のある絵と「がふっがふっがふっ」「むちゃむちゃむちゃ」など「わにわに」の動きを見事に表現したオノマトペの楽しい響きにどんどん引き込まれていき、最後はすっかり「わにわに」の世界にはまってしまいます。この絵本も、対象年齢は2才〜4才向きと書かれていますが、豊かな色使い、輪郭がはっきりくっきりしている絵、表情豊かな「わにわに」など赤ちゃんを引きつける要素がたくさんある絵本なので、ぜひ一度手に取って読んでみてください♪

3 つみき

文:中川ひろたか
絵:平田利之
出版社:金の星社

なんとも言えない表情豊かな愛くるしい積み木たちが「ひとつ」「ふたつ、みっつ」と積まれていって、10まで積み上がって拍手!!すると、てんとう虫が積み木のてっぺんにとまりバランスが崩れてゆらゆら揺れ出し…最後はがしゃーんと崩れます。テンポよく綴られた言葉と積み木たちの表情が生み出す世界観はまるでショートムービーを見ているかのよう。てんとう虫が登場するあたりから、息子は手をバタバタさせながら次の展開をワクワクしながら食い入るように見ています。倒れていく積み木たちの表情といったら…
おすわりができるようになり積み木を崩す遊びが楽しくなってくる頃に読むと絵本の世界と遊びが繋がってますますこの絵本が大好きになります♪
表紙をめくると積み木が何もない遊び始める前の状態が描かれていること、最後のページには積み木をひとつ持った手が描かれていて、それぞれ「これから何が始めるんだろう?」「これからまた遊び始めるのかな?」と想像を掻き立てられるような演出も素敵です。「崩れちゃってもまた一から始めればいいよ」という前向きなメッセージが込められているような気がして大好きな絵本です。


◇絵本選びに迷ったら…◇

こちらのリンクもぜひあわせてお読みください。
ポノリポスタッフが年齢別に絵本選びのポイントを詳しくご紹介しています。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
赤ちゃんのお気に入りの一冊を見つけるきっかけとなったら嬉しいです。
まだまだご紹介したい絵本がたくさんあるので、またどこかのタイミングで「赤ちゃんにおすすめの絵本」シリーズをお届けしますね。
今後も赤ちゃんとの暮らしを応援するコンテンツを幅広くお届けしていきますので、どうぞお楽しみに♪

糸永めぐみ

PonoLipo Club Workshop&Libraryスタッフ。
中学・高校時代をタイのバンコクで過ごす。帰国後大学にて幼児教育を専攻し、保育士、幼稚園教諭一種免許取得。横浜の私立幼稚園で働いたのち、海外で保育の経験を積むためにニュージーランドへ渡る。現地の保育施設、高校などで働き、多様な国籍・文化的背景を持つ子どもたちとの関わりの中で、英語を母国語としない子の背中を後押ししたいと思い、ニュージーランド在住中にケンブリッジ大学認定の英語指導資格CELTA・TECSOLを取得。2020年よりフリーランスの保育士として英語保育をメインとしたベビーシッターとして活動。
2023年5月に男児を出産。育休中にベビーマッサージとベビーヨガインストラクターの資格を取得。好奇心旺盛で元気いっぱいのパワフルな男の子の子育てに奮闘中のママ。

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