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32# 【てんかん根治手術 前半#13】


【焦点切除術】

 娘Sのてんかんの根治手術を受ける為、約10日間、私も付き添いで入院することとなりました。


 正式には【右側頭葉前方切除術(海馬扁桃体含む)】という手術を受けます。

 検査入院でもずっと付き添っていたので、これで、4度目の入院です。


 今回はビデオカメラは無いので、少し気が楽です😅


 人間の心理として、目的は違うにしろ、やはり監視されてる感があるとストレスは大きいです。


 …ということで 手術の2日前より入院です。前日から飲食規制が入ります。



 前回の手術後、約4ヶ月経っていますが、娘Sは記憶力は良いので、いろいろと覚えていて不穏にならないか心配でした。 

 病室には主治医や麻酔科の方など来られ、前回同様、丁寧な説明が患者本人に向けて行われました😥…理解すると不穏になるので、大丈夫です💦これぐらいで結構です💦という感じでした。

 …手術当日、体調万全。機嫌も良く、車椅子で看護師さんと私と手術室まで行きました。

 上手にバイバイ出来ましたが、私の方が、どんな風に戻ってくるのかを前回の手術で知ってるので、まともに娘の目を見れず別れました😢

  …午前9時でした。

 夕方には終わるということで、一旦帰宅。

 手術中にしか、自由がないというのは何とも皮肉なものです😩


 そして16時、病院に戻りました。
いつ声が掛かるかわからないので、
待つしか無い。ただひたすら待ちました。


 17時、18時、19時…さすがに無理💦…20時になったらナースステーションに向かおうと決心。19時50分に看護師さんが心配して私の所へ来てくれました。


 「お母さん、大丈夫?」
…えっ何?…そのセリフ?やっぱり何かあった??

「実はまだ何も連絡無くって…」💦

 多分、私の表情がやばかったんでしょうね…それでそのセリフだったと思います。

 その後もとりあえず待ちました。

 そして21時半にやっと連絡がありました。「今から回復室に戻ります」って。…ここで、気持ちを切り替えて、前回の様な可哀想な衰弱し切った姿を想像して待ちました。

 やっと戻りました…ちょっと前回とは様子が違います。ベッド上で暴れたようです。術後、CT室で目が覚めて😳麻酔の切れ具合が良くなかったのか??拒否があり、暴れたとのこと。

 そう言えば昔、検査時の眠剤が切れかかった時に、酔っ払いみたいな状態になったことがあります。
暴言吐いて暴れるみたいな〜💦


 それの酷いバージョンです。

 そして何や茶色い液体物を吐く🤮のでした。それは気管挿管時に気管内が傷ついたようで、血が混じった痰のようです。結構な量なので、処理は大変でした。
 看護師さんが身体に触れようとすると拒否し、手足をバタバタします(まぁまぁ元気なのね💦)…私もその日は回復室で過ごします。

 日にちが変わる頃にやっと落ち着いて眠り始めました💤

 翌日に病室に戻ります…翌日もその次の日も全く食べなくなり、発語もなく、点滴生活です😰

 そして半顔が腫れ始め、片目が開かなくなるまで、パンパンに腫れ上がりました😿

 次の日は両眼共腫れ上がり目が開けれなくなっていました。これにはさすがに本人も「目が見えない」と訴えていました😿
 顔全体もパンパンで完全に別人となっていました😢

 そしてこの辺りから少しずつ喋り出すようになり安心しました😮‍💨

…入院後半の様子は次回、お伝えします…


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