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メイクアップを必要としなかった女優~イングリッド・バーグマン~

8月29日は、銀幕の大女優、イングリッド・バーグマンが生まれた日。

アカデミー賞を3回、エミー賞を2回、トニー賞の演劇主演女優賞を受賞している。アメリカン・フィルム・インスティチュート(AFI)選定の「映画スターベスト100」の女優部門では第4位となっている。
(1915年8月29日-1982年8月29日)

皆様、いつもありがとうございます✨
グリーンビューティ®専門家の青木恵と申します。

ここでは、貴族、王族、名を残した方々の生涯、成し得たことをアップしています。
聖書にある「すべて多く与えられた者は、多く求められ、多く任された者は、さらに多く要求される」(『ルカによる福音書』12章48節)をベースにしています。

先人がどのような環境で生まれ、何を学び、どんなことを残したか、そんなことを書いていけたらいいなと思っています。
該当する偉人がいない場合はお休みです。

長文につき、時間があるとき、興味がある方をご覧くださいね。

楽しんでいただけたら、嬉しいです。

スウェーデンのストックホルム出身。

父親はスウェーデン人ユタス・ベリマンで、
母親はユダヤ系ドイツ人フリーデル・アドラー・ベリマン。

3歳のときに母親を、
13歳のときに芸術家・カメラマンだった父親を失った。

生前の父親は
バーグマンがオペラ歌手になることを望んでいたため、
バーグマンは3年間声楽を学んでいる。

が、女優になりたい気持ちが強く、
ストックホルムの王立ドラマ劇場の
役者になるためのオーディションを受ける。

天賦の才があると大絶賛を受け、
女優のスタートを切り、ハリウッドに渡る。

「まったく気取ったところのない稀有な女優。
生来の美しさ、思慮深さ、誠実さは、
彼女を伝説的な女優にすることだろう。」

とハリウッドの映画プロデューサーの
デヴィッド・O・セルズニックに見出された。

それまでのハリウッド女優は、
どこの誰だか分からなくなるくらいに
厚化粧を施されたものだったが、
バーグマンの化粧っ気のないその容貌が
「気高い雰囲気」として、
大きな衝撃をハリウッドとアメリカに与えた。

1982年8月29日に、
長きにわたる乳がんとの闘病生活の末にロンドンで死去。

それは67回目の誕生日だった。

ロベルト・ロッセリーニとのスキャンダル、
ロバート・キャパと不倫関係も
彼女はすべて飲み込み、吸収、それを女優という道で生かした。

代表作は、
「追憶」「カサブランカ」「誰がために鐘は鳴る」「ガス燈」「ジャンヌ・ダルク」「オリエント急行殺人事件」「秋のソナタ」「ゴルダと呼ばれた女」。

皆さんはどの映画をご覧になりましたか?

イングリッドの名言より
『私が後悔することは、しなかったことであり、できなかったことではない』

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