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店員さんの一言がうれしかった話

カレーを食べに行き、店員さんの一言を聞いてうれしくなった話です。

18時30分頃お店に着いて中に入ると満席でした。「すみませんが少し外でお待ちください」と案内担当の方から言われ、ここでカレーを食べる気しかなかったので当然待つことにしました。メニューを選びながら待っていると5分くらいで席が空き、店内に案内されました。

カレーを美味しくいただき支払いをしようとレジへ向かうと、厨房にいた方(おそらく店長さん)が「寒い中外でお待ちいただいてすみませんでした!」と大きな声で言われました。めちゃくちゃお客さんが多いお店で、作業をしながら、しかも案内した人と違う厨房の人が、外で数分待っただけの人を覚えていて、当たり前のようにお詫びされ、一人ひとりをすごくよく見ておられることにびっくりしました。

当然その一言は心地よくて、おいしかったカレーの印象はさらによくなり、こうやって人気店になってきたんだろうといろいろ想像しながら帰りました。

一人ひとりをちゃんと見ること、そして一人ひとりに合わせて声をかけること。たったこれだけのことで相手に喜んでもらうことができるわけです。全ての飲食店でできることではないですし、やる必要もありません。ただ、やれば思いは伝わるのも事実です。ちょっとした気遣い、ちょっとした一言が相手に与える影響は結構大きいんだなと、そんなことを考えたうれしいできごとでした。

黒カレー。ごはんは少なめ。

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