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子どもと私

唐突ですが、私は子どもが好きではありませんでした。違うかな。好きでも嫌いでもないという感じでした。
赤ちゃんを見て、かわいい〜♡と近寄る人を遠くから見守っていました。

そんな私が妊娠して、お腹の我が子と暮らして、だんだんと母親の自覚が出てきて、出産。
子どもは可愛いし、責任が湧きました。一生懸命育てました。
すくすく赤ちゃんは大きくなり、、でも、ママって呼びかけることが恥ずかしい。
ママって!そんな私は頑なに、赤ちゃん時代からお母さんだよ〜と呼びかけていました。
上手くしゃべれない赤ちゃんに、お母さん呼び強要。。

とにかく、ママの世界がこそばゆかったのです。
赤ちゃん喋りとか無理!
絵本を読むのも恥ずかしかったな〜。小学校の音読ぶりだし。

なので?、、関係は対等とはいかないけど、「ママと赤ちゃん」ではなく、「私とあなた」というような感覚で育てました。

つまりどういうことかと言うと、割とクールです。過保護の逆。
そして、子どもの生命に関わること以外は自分優先。

例えば、
⚫︎「抱っこ〜」と言われても、ある程度重くなってからはお断り。「お母さんの腰が痛くなるから抱っこはしませーん」と言って、代わりに膝に乗せたり。

⚫︎「今日のご飯なに?」「○○だよー」と答えて、「え〜やだー」と言われたら、「じゃあ、▲▲が作って!メニュー決めは、ご飯作る人の特権でーす」

⚫︎ 公園に行った後に、雑貨屋さんに寄りたい時。
子どもに嫌と言われても、「あなたたちのリクエストを叶えたから、今度は私の行きたい所に行きまーす」

⚫︎ 転んで泣いたら、淡々と手当てするのみ。
「大丈夫だよー」と言って、大袈裟にしません。

もちろん、子どもの好きなようにさせたいとは思っていますが、子どもだからと言って、全面的に優先はしません。

そして、子どもの成長に伴い、「自分のことは自分でやる」を出来ることから実行。
例えば、

⚫︎  年長からは、持ち帰った上靴を自分で洗ってもらってました。
小学校中学年高学年の今では、私が何も言わないのをいいことに、月に1度も洗ってない様子💦
週末強制的に持ち帰ってくるのですが、そのまま月曜日に持っていってるっぽい。
汚い上靴履くのは本人だし、まぁいっか!と思っています。(サイズアウトが早いからすぐ買い替えるし)

⚫︎  洗濯物は乾いたら畳んでそのまま。各自取りに来てもらってしまってもらいます。

⚫︎ 雨で靴が濡れたら、自分で新聞紙を丸めて入れる。その後、自分で布団乾燥機で除湿。

⚫︎ 学校から帰ってきたら、給食セットと水筒を流しに出す。夜、私が食洗機に入れるタイミングに出し忘れていたら、自分で洗う。

⚫︎ 行事でお弁当の日は、おかずは用意するものの、詰めるのと、おむすび作りは各自やる。

母親である私がラクをしたいから、始めたことですが、かなり自立性が育ってきています!

やるのが当たり前にしてしまえば、出来ることがどんどん増えて、私はどんどんラクになっていいこと尽くめ。

子どもは大人が思っているより、なんでもできるし、頼りになります!

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