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[親子城巡り] GW旅② 水の城下町と、天空の郡上八幡城


岐阜県の郡上市へ

長良川沿いを北上していくと、水の城下町 郡上八幡に。

連休中なので、お城からは少し離れた郡上市役所の駐車場に駐車。係りの方が誘導してくれます。

駐車場から、城のふもとまでは10分程。
そこから、20分くらい山道を歩きます。シャトルバスも運行しています。

山道は子連れでも楽しく歩ける程度で、大人には良い運動になりました。自然豊かなので、気持ち良く歩けます。

郡上八幡城は再建天守


狭間のまるさんかくしかくが可愛い

再建ですが、きちんと木造で作られていて、趣があります。
手摺りの艶や、階段のギシギシする音など、お城だ〜とワクワクしますね。
山の上のお城なので、それほど大きくはないですが、展示物を見ながら上に登り、気持ちの良い風を感じながら郡上八幡の町並みを一望できました。

荒々しい野面積みは当時のまま

11月〜1月は、条件が合えば雲海に浮かぶ郡上八幡城が見えるらしいですね。
天空の城とも呼ばれています。かっこいい〜

郡上踊りと水の町を散策


郡上踊りが有名な郡上八幡には、踊りの時に履く下駄の専門店があります。
色鮮やかな鼻緒がかわいい。


カラフルな軒下

途中、歩き疲れたので、町屋カフェで休憩を。
表からは想像できない、奥行きと、室内の落ち着いた雰囲気に驚き。
土間で靴を脱いで上がり、受付で先に注文と支払いを済ませて奥座敷へ。

奥が受付。趣きたっぷり。 写真は公式サイトより


知らずに入ったのですが、慶応年間(江戸時代最後の年号)の建物で市の重要文化財だそうです!
飾ってある美術品もなにやら凄い雰囲気がぷんぷん。
狩野深信の龍の絵に圧倒されながら、お茶を頂きました。
子どもたちは、中庭に面した縁側の席で甘味を食べ大満足。
すっかりのんびりして、いい気分です。

サイトをよくよく見たら、270年続く斉藤家の家宝、収集品を一般公開した美術館が併設されているようです!
その母家のカフェということですね。

水路沿いをてくてく

民家の裏が水路と小道になっています。

永禄2年(1559年)に八幡山に山城が築かれ、その城下町として郡上八幡が形づくられました。承応元年(1652年)に起こった大火を機に水路が整備されましたが、大正8年(1919年)に再び大火が起き、水路の付け替えや再整備が行われ、現在の水路網の形になりました。町の隅々までいきわたる水は、防火用水だけでなく生活用水としても使われるようになり、現在ではこの町の暮らしに欠かせないものになっています。


きれいな水。思わず手を入れたくなります。


鯉がたくさん泳いでいて、餌も売っていましたよ。

こちらの店では、てぬぐい作り体験ができます。
私たちが行ったのはもう夕方で体験の時間が終わってしまっていたので、買い物だけ。
郡上八幡城モチーフや、郡上踊りの下駄柄などの手ぬぐいが販売されていました!

まとめ

山歩きからの郡上八幡城。そして、城下町の散策。
見どころがたくさんあり、コンパクトな町ながら1日のんびり滞在できます。季節ごとに楽しめそうです。

城好き息子の感想
「天守の中のギシギシが超凄かった〜!初御城印ゲット!」

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