消せない記憶
今回紹介する曲は2001年9月11日、そう、あのアメリカにとって忌まわしきテロが起こった日、911の日だ
あの世界に配信された報道の時
ちょうどボクは祐天寺のレコーディングスタジオにいた
あるアーティストのミニアルバムを録っていたのだ
夜ロビーにいてTVを点けた瞬間、あの映像に衝撃を受けた
「これ映画じゃないの?」と一瞬訳がわからなかった
だからこの日のレコーディングはよく覚えている
(タイトルと事件は一切関係ありません)
今回紹介するこの曲は昨今のシティポップムーブメントでもよく名前が出るアーティスト秋元薫さんに依頼した
これ以前の仕事で知り合ったのだ
ボクからのオファーは「ビリー・ジョエルのjust the way you are(素顔のままで)みたいな曲」だった
出来上がった曲はボクがコードは変えたが見事に要求通りの名曲だった
アレンジ的にはもろ70年代的です
原曲ではフィル・ウッズのアルトサックスが有名だかこの時はテナーを吹いてもらった
サックスの酒井くんは元々専門は
アルトだが日本人離れしたサンボーンばりのブローするファンキーな音色が大好きだった
まだミスチルのサポートをしていた頃に知り合ったんだっけかな
あとドラムの須貝さんは前回上げた1994年のミニアルバムの時に知り合ったんだ
真心ブラザーズの初期からのメンバーとして有名で会った時から酒井くん同様、日本人離れしたグルーブの人だなぁと思った
黒人的と言うよりも白人のグルーブ系ドラマーな感じ、リック・マロッタやクリス・パーカー、アンディ・ニューマーク的な雰囲気か、はこの曲でも健在だ
ボクはベース、エレピ諸々大活躍してるが(笑
当時自分の中ではベーシスト、ウィル・リーの再評価の時期で、まぁ、そんな気分で弾いてます(^_^;)
久しぶりに聴き直したけど良い曲だねぇ、自画自賛(笑
ぜひ聴いてみてください!
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