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とある自称オタクの自粛日記
写真:去年自宅で起こった奇跡の1枚。
昨日の記事を書いた後のことを思い出せない。なぜかはわからないが、多分疲れていたんだろう。
今日もリモートの授業があったが、特にこれといった内容はない。最初の30分ほど授業を聞いてさえいればリアクションペーパーは書ける。
『リアクションペーパー』とかっこよく言っているが、実際にはただの感想文である。というか、どうしてこうもカタカナを使いたがるのか。リズムとかコミュニケーションのように、それに置き換えた方がスムーズならまだわかる。
理解できないのは、日本語の方が短いし理解を得やすい場合である。例えば『ダイバーシティ』、とても響きはかっこいいのだがこれでは意味が伝わらない。ちなみに意味は『多様性』なのだが、正直そっちの方が言うのに短いし意味を一発で理解できる。
「教養がない一般人にはわかるわけない、もっと勉強しろ」という意見も一理ある。「ストロベリージャムじゃ分からないから苺の甘煮という名前にしろ」なんて言われたら流石にそれは知識不足を指摘してもいい。
しかし、それだけ言っていたら限界があるし、どれだけ教養を積んでも初めて聞いた言葉を理解できない場合もある。そうすると「教養がない一般人にはわかるわけない、もっと勉強しろ」だけで済ますのは教養人の甘えであって、真の教養人はわかりやすい方を選ぶという取捨選択ができるだろう。仮にそれが他の人に言って伝わらなかったら違う方の言葉に変えるとかその言葉の意味を説明するとか何某かの対策はとるはずだ。
午後はバイトだった。やっぱり色んな客が来るのだが、そうなると一定確率で苦手な客も来る。
特に自分はただでさえ愛想が悪いので苦手な客が多い。会計が終わった後にポイントカードを出す客、雑談をこっちに振る客、明らかにカゴの2倍の量を1つのカゴに入れる客━挙げれば枚挙にいとまがないが、『ウェンディちゃん』に勝る客は未だいない。
『ウェンディちゃん』というのはワシの脳内で呼んでいる客で、マリオの敵キャラであるウェンディによく似ているからそう呼んでいる。いつもマゼンタの服を着てくる上に絶対カートを使うので来店した時にはすぐにわかる。
最初対応した時、レジ台に置かれたカゴを見て驚愕したのをいまだに覚えている。カゴの体積の約半分が彼女のバッグなのだ。しかも動かす気配もないのでそれを計算しながら積むしかない。しかも高難易度であることがほとんどであり、頑張ってもそのバッグの出番は来ないし彼女がいたサッカー台にはカゴとカートが乗り捨てられる。
そして何より、何かあった時が面倒なのである。
ワシがまだ入ってすぐの時に対応した時はまだポイント券が手渡しで、客が自分自身でポイント確認ができるような機械があった。(今は自動発行なので確認する機械もない。)
それを頼まれた時は会計中だったので会計後でもいいですかと聞いたら大きな声で「えー!」と言われた。ここは二次元じゃないのだからそういった行為はやめてほしいと思ったがそんなことは言えなかった。
ワシはポイント確認のために機械を使うのだが、そこにシステムを知らずひたすらポイントカードをかざす別の老人客がいた。(今考えたら、かざせば発行されると思っていたのだろう。)結果的に言うとダブルブッキングをしてしまった。丁度混みどきであり他に誰もいなかった。しかもその老人をどうにかしない限り確認すらできない状態だったので仕方なかった。
入って数ヶ月のワシはとても要領が悪く、ただでさえ遅い作業が2倍になった。要はかかった時間が長くなってしまった。
老人客の方は穏便に帰っていただくことができたがウェンディちゃんは無理だった。ただただ悪口を言われ、支払いを拒否すると脅されまでしたのだ。そんな客にいい顔をして黙るのが精一杯だった。
その他にもいろいろあるのだがそれはまた今度にしよう。しかし、そのうちの数件は比較的穏便に終わっている。どうやら明らかに立場が上の人がいたらそんなことはしないようだ。
正直、ウェンディちゃんには早く出禁になってほしい。
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