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詩作 凡庸なる自然たち

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言葉を並べて、詩と謳った凡庸な表現たち。 そこに映し出されるものだけを切り取っている。
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2024年1月の記事一覧

詩 発火する夜行

 涼んでいた 焼け落ちる列車を前に  ズカズカと入り込み 懐中には 愛するものの蓋  靡く…

釘
9か月前

詩 燐光、部分的なる

雷が鳴っていた ある時には 地に臥せたあの顔 我儘な手助けのこころ 求める形と得体の知れ…

釘
9か月前
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