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結婚式1ヶ月前にコロナになった話。その1

先日、結婚式を挙げました。

そんな今の正直な感想は「ホッとしている」。
その一言です。

実は私は結婚式のちょうど1ヶ月前、コロナに罹りました。
普通であれば結婚式まであと1ヶ月のカウントダウンが始まり、色々な準備が佳境に入ってくるところ。

まさか直前にこんなに感染者が爆発的に増えるとは思っておらず、社内でも感染者が出始め、
「こんな状態で結婚式なんてできるんだろうか…あと1ヶ月で落ち着くなんてあるの…?」
と不安しかない矢先でした。

最初は軽い喉の痛みから始まり、その日の夜にはいきなり38度近い高熱に。

普段インフルエンザはおろか、普通の風邪もあまりひかないので、まさかこんな高熱が出てると思わずプチパニックに。

症状的に怪しかったので、直後から夫とは家庭内隔離を開始。
久しぶりの高熱に(コロナワクチンを打った副作用以来)
熱特有の頭痛と関節痛もちらほらあり、不安なまま一晩過ごしました。

翌朝、近くの病院に電話をしても全くと言っていいほど繋がらない…。
やっと繋がったと思っても「もう発熱外来は受け入れてなくて…」と断られる連続…。

「そりゃそうだよね…日々の感染者数見てたら病院もパンクしてるよね…むしろ優しく対応してくれるだけありがたい…」
と思いつつ心が折れかけましたが、なんとか会社の産業医と提携している病院で夕方に検査してくれることに。

結果は次の日朝イチ陽性連絡がきて、そこから10日間隔離生活の開始でした。

ちなみに陽性連絡が来た日が結婚式まであと1ヶ月と1日、というタイミングでした。

「むしろ1ヶ月違っててよかったわ…直前だと考えるだけでもう……」
という想いと、
「いやでもこれから準備が佳境で、色々やらないといけないことあるのに、このタイミングで、しかも感染者も減るようには思えないし、本当に結婚式なんてできるの……?」
という気持ちのせめぎ合いでした。

でも同時に「それよりも夫が感染しないようにしなければ・・・!!!」という気持ちもあり、これ以上にないほどいろんな想いが駆け巡っていました。

ちなみに我が家ではその後
1)私は基本隔離された部屋からは10日間でない。
2)トイレとお風呂に行くときは使い捨て手袋を使用して直接触れないようにする。
3)お風呂は最後に入って、触れる部分を最小限にする。
4)お風呂の後は家の窓という窓を全て開けて換気。

さらに、夫も出来うるかぎりの対策(アルコールスプレーでの消毒、ご飯は紙皿紙コップで提供、私がお風呂に入る際ドアなどは開けてから誘導など)をして、結果としてなんとか夫は感染せずに10日間の隔離生活を終えました。

隔離生活中、かなーり大事な「エンディングムービーのBGM決め」と「半金の振込締め切り」があったのですが、どちらも私が熱でうなされている間に夫がやってくれていました。(BGMは元々決めていたのがあったのでそれで決定の旨を伝えてくれていました)
隔離生活で、毎食ごはんも作って神経をすり減らしていたのにも関わらず、これには感謝しかありませんでした…。

結婚するとき『一緒に暮らすなら最低限の家事が出来る人がいい』と夫を選びましたが、まさかこんな早くに当時の自分の判断に感謝する日がくるとは……。

ちなみに隔離期間中、私の主な症状としては、軽い喉の痛み→熱(37〜38度後半。もしかしたら39度台あったかも…)→ひどい喉の痛み→だるさ・めまい・頭痛・軽い咳→ひどい鼻詰まりと、主な、と言えないほどの変わりようでした。

ネットでも色々な方の症状を見ていましたが、皆さん同じように日々変わる症状に悩まされているようでした。
個人的にコロナは「風邪の症状全部のっけ!」バージョンだと感じました。

幸いにも検査前後にいつも通っている漢方の先生から別途漢方を送っていただき、それが効いたのもあるのか味覚障害などはありませんでした。

検査後2〜3日には区に申請した食糧支援とパルスオキシメーターも届きました。

夫がいるときはご飯は作ってくれるものの、自宅待機が解除になって夫が仕事に行くとご飯が自分では用意できないため、その期間はこの時もらった食糧で凌ぎました。

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