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嫌われてるというか、私が彼女を嫌いなのだ

10年以上前のことを未だにモヤモヤしている。オチも何も無いけど、吐き出したいがために書いていく。

私は友達を通して、AさんがBくんを好きだと知った。私も応援していた。そんな私に初めての彼氏が出来た。だけど、時間が経つにつれて彼氏の嫌なところに目がついてうんざりしたり、苛立ちを感じ始めていた。

そんな時、大学での交流を通してBくんと仲良くなった。自宅も近かったこともあり、よく恋愛相談に乗ってもらっていた。相談は3割で、大半はBくんの思い出話だった気がする。面白い話を聞いてるうちに、彼氏への苛立ちや悩みが薄れていった。私は少しずつ彼に頼ることが増えていった。

周りの気持ちなんて見えないほど、自分のことでいっぱいいっぱいだった。それを言ったら言い訳にしかならないのはわかっている。

Aさんの恋心を知っていた。だけど、AさんがBくんにアプローチをしている様子もなかったし、他の男の子のことをいいなあって語っているのを聞いたので、てっきりもうBくんを好きではないと思った。なんで決めつけてしまったのだろう。言葉だけを鵜呑みにするのがまずかった。

私は付き合っていた彼氏と別れ、数日してからBくんから告白された。私も彼に惹かれていたので付き合うことを決めた。

Bくんと付き合うようになってから、「なんで彼と付き合うようになったの?」と聞く子が居たり、噂する人もチラホラいた。今思えば、Aさんの好きな人を知っていた人が色々思うことがあったのかもしれないと。

講義を受けている最中に、彼女が泣き出したことがあった。もしかしたら、あれは私のせいだったかもしれない。どうして泣いたんだろうと当時は思っていた。今思えば、彼女を傷つけた張本人は私だったかもしれない。

人を傷つけてしまった申し訳ない気持ちと、謝りたい気持ちが今でも吹き出してくる。謝りたいと思う反面、彼女を嫌う気持ちもある。

まだ彼のことが好きだったら、私に構わずアタックすれば良かったじゃん。私にもっと正直に話せば良かったじゃん。なにさ、私ばかりが悪いの?一時期、四角関係みたいになった時があった。私はAさんとBくんから距離を置いて離れて居なくなればよかったのだろうか。

恋愛に「こうあるべき」は人によって色々あるだろう。私はただ、自分の立ち振る舞いを「悪くない」って正論化したいのだ。嫌な女だ。反論したい気持ちと、やっぱり自分が悪いのだという思いが混在して、今でもモヤモヤしている。

今更この件のことで、Aさんにわざわざ謝ろうという勇気はない。謝ったところで、謝れば許されるなんて浅ましい。それでも謝りたい気持ちがある。

今更なんだよって自分でも思うけど、うぅ〜んと黙って燻らせるより、こうやってnoteに「かもしれない」とか、タラレバ論を書いている。しんどいけど言語化して軽くできるものは軽くしたい。

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