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東方神起とわたし

わたしはよく妄想をしてしまう。もし、あの人に会えたらこんなことを話したい、テレビでは聞いたことのないことを聞いてみたい……一度始めたらキリがない。

それはもちろん大好きな東方神起を相手にも何度も妄想した。画面越しやライブでしかみたことのないふたりと、どんなシチュエーションでなにを話そうかを、勝手に考えて妄想を繰り広げていた(こんなことをしているのはわた
しだけじゃないと信じたい)。

わたしの好きな名言のなかに、この言葉がある。
If you can dream it, you can do it."
ウォルト・ディズニーの名言、「夢をみることができれば、実現できる」。ウォルトの言う夢とは種類が違いそうだが、まさにこの言葉通りになった。

忘れもしない2019年。ひとりで韓国旅行した帰り、金浦空港の保安検査場前でジュースを飲んでまったりしていると、ザワザワと人だかりが。「お、誰か出国するんかな」と、ミーハー気分で見に行ってみると、なんとそこには東方神起が!

もう感激で、保安検査入場の規制が解かれた瞬間、ふたりの後を追って保安検査場に入場。運が良いことに、ふたりが並ぶ横のレーンに並ぶことができ、ユンホとの間にはパーテションしかない世界。ひとりテンパっているわたしの目に入ったのは、飲みかけのジュース。当時空港職員だったわたしは、国際線に飲料が持ち込めないことはもちろんわかっていた。「急いで飲まないと捨てられる!」と焦って口をつけた時、「あれ?どうやって飲むんやっけ?どのタイミングで息ってするんやっけ?息止めたまま飲んでたっけ?」ともう混乱の嵐。

そこでようやく気づきました。

妄想はどんなにしても現実とは程遠い世界なんだと。

シュミレーションという名の妄想ではあんなにスムーズに会話をしていたのに、実際その現実が訪れたとき、飲み物の飲み方や息の仕方さえもわからなくなるなんて。

せっかくユンホの隣、チャンミンの斜め後ろという限られた人間しか立てない場所に立てたのに、一番離れたレーン(といっても金浦空港は狭いので3〜4列ほどの距離)に移動しそこから眺めていました。離れないと呼吸できずに死んでしまうと判断した結果です。

そんな小心者のわたしは、明日「東方神起 LIVE TOUR 2023~CLASSYC~」に参戦する。見事にアリーナツアーが全外れしたので、意地で申し込んだスーパープレミアムシートが当選した。

初めての激近確定席でなにを着ていけば良いか迷ってしまい、落ち着くために書き始めたけど、いろいろ思い出して逆に興奮状態になってしまった。

先週の京セラドームから生放送が続いて、興奮が冷めないのにもう東京ドーム。

ああ、これだから推し活はやめられん。


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