「決めつけられた一年間をふりかえって」 〜 2021春編1 始業式の日の衝撃 〜
K先生へ
K先生、あなたが終業式の日に、来年度は息子のクラスの担任はしないとおっしゃいましたので、私達はもうあなたの姿を拝見することはないと思って、安堵をしておりました。
とうとう、あなたは意地を張って、息子に対して、「ごめんね」の一言さえも言いませんでしたよね…。
だから、私は、4月1日のあなたの離任式には、息子を小学校へは行かせませんでした。
あんなことを息子にしておいて、もうあなたはこの小学校から出て行かれたものとばかり思っておりました。
息子が2年生になって、始業式の日から今年度一年間は、おばあちゃんが見守り隊となって、登下校時に登校班と一緒に歩いてくれることになりました。
また昨年度のように、息子が上級生からの暴力や暴言を受けることがあっては大変だからです。
始業式の今日は、衝撃的な日でした。
今日から、見守り隊として歩いてくれているおばあちゃんが、夕方、血相を変えて帰ってきました。
下校時に、小学校で、あなたを見かけたとのこと。
もう、この小学校から出て行ったと思っていたあなたが、今年度もこの小学校にいるという現実…。
この現実を知って、私達家族は、心のざわつきを抑えることはできませんでした。
息子が小学校から持って帰ってきたお便りを見て、思わず自分の目を疑いました。
K先生、あなたがまた新一年生の担任になっている…。
私は、悪い夢の続きでもみているのかと思いましたが、紛れもない現実でした。
あなたが、また、この小学校で、新一年生の担任…。
凍りつきました。
気持ちを落ち着かせるために、夕方、息子と散歩をしました。
それでも、いっこうに気持ちが落ち着きません。
何度も申し上げますが、あなたのような方が、また、新一年生の担任をなさるんですか…?
この日の夜は、なかなか眠りにつくことができませんでした。
どうなっているんだ、○○小学校…。
どうなっているんだ、○○○市…。
と、心の中で問いかけが止まりません。
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