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単館映画

見えない世界がある。
決して見ることが出来ない世界。
人の心。本質。本音。心の内。
その人が言葉に、文字にしなければ永遠に見ることは出来ないだろう。

客観的、感覚的に予想することは出来る。
しかし、
答えはその人の心の中にしかない。
もしくはその人の心の中にも存在しない。
そうゆうものなのかもしれない。

人を理解する事なんて、向き合うことが出来なければ永遠に闇の中、だ。

分かり会いたい人が居た。
しかし、結果的には全力で拒絶をされてしまった。

二度と会えなくて、会わなくていいので本心を、見せて欲しかった。
それすら許されない無情。
この気持ちは、
どこに置いてきたら良いのだろうか。

しかし、その様な無情な気持ち、状態を、
単館映画のなんともいえないもやがかかったような、
混沌の中の悲しみさえ美しくみえる様な気持ちで、そっと胸にしまうことにした。

この気持ちを忘れない。忘れたくない。
心の中のちいさな箱に、
そっとしまっておこう。

時々開けて眺めながら、
またそっとしまっておこう。
少しづつ、暖かな思い出になるだろう。


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