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将来の夢

私はニートだ。
そう言うと、自堕落に何やってんだと、お叱りの言葉をいただきそうだが、正しくは有休消化中のニートだ。有給を消化中ならばニートとは言わないかどうかの線引きは、私は知らない。
今は趣味を謳歌しながら、就活をしている。しかし、していない。してるフリをしている。いや、就活をする為の活動はしている。自分で言いながら、大変ややこしい。

これから先、自分には何が出来るのだろうか、何がしたいのだろうか、と、自問自答を繰り返ししている。ずっと同じ業種でしか働いた事がなかったのだが、もう同じ仕事はうんざりだったので、何か違う、新しい事は出来ないだろうか。と。
しかしながら、私には全くスキルが無い。資格や知識、学歴、運転免許すら持ち合わせていないのだ。しかし、某ヒーローのお言葉を拝借するならば、愛と勇気と希望だけは常に持っている。あとは、ポジティブさ、笑顔、コミュニケーション能力。自分で言うのは大変おこがましいし、資格には該当しないものの、一種の武器、人としての装備はかなり強化されている状態の人間なのではないだろうか。

運命とゆうものは、突然やってくる。
突然目に入ってきて、思想を大きく変えてしまう。大きな、緩やかで大胆な、世界の歪み。いい意味で。自分の思想が緩やかに歪み、そのあとスッと整い、一筋の道が、光が見えて来る。

仕事が決まらず、だらだらとネットサーフィンをしていた時だった。勝手に表示される数ある広告の中に、運命は紛れていた。

「あなたも心理カウンセラーになりませんか?」

これだ。私のやるべき事は、仕事は、これからの人生は、これだ。と確信した。
まさに晴天の霹靂。ズドーンと。もう自分の口から出たんじゃないかと思う位ズドーンと。脳に、心に、鮮烈に。
資料請求をして、まずは無料体験講座の申し込みをした。

まだ初歩の初歩。文字通り記念すべき第一歩なのだが、これが人生の大きな一歩になる事を切に願っている。

私は夢を諦めない。数々の書物に、夢は諦めない人にしか訪れないと書いてある。私の夢は起業する事だ。
いつか、いつの日か、自分の足で、この足で、この世界に立ちたいのだ。

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