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にっぽんSAKE紀行 八幡浜・大洲 note 66

今回は八幡浜の蔵巡りから大洲城に登ります。
直前に六角さんの呑み鉄本線日本旅で同じようなルートを放送していて、なかなか参考になりました。

松山空港からバスでJR松山駅に到着。ここから予讃線で八幡浜に向かいます。前回、宇和島に行ったときにも経験したのですが、この接続があまり良くなくて、駅で1時間ほど列車の出発待ちです。安心のため、特急宇和海の指定席を買いました。


松山空港からJR松山駅にバスで到着

前回に比べて、だいぶお客さんが増えていますね。外国の方も数おおく。。季節の影響でしょうか、それともインバウンド。。


特急宇和海、自由席は結構いっぱいになりました

八幡浜駅に到着しました。バスに乗り換えて、どーや市場に向かいます。バスの八幡浜営業所で下車して歩くこと5分ほどで、どーや市場に到着。早速中に入ってみますが、もうお昼前になってしまったせいか、開いているお店は少なく、ちょっと残念。市場から出て、隣接しているあれ食堂を覗いてみます。市場で買った魚介類をそのまま焼いて食べられるというバーベキューに興味があったのですが、一人でぽつねんと炭火を見つめる図がなんとなく侘しい感じがしたので、BBQは諦めて、食堂の方に入って、特選海鮮丼エビ抜きにしました。いやー、うまい。魚の身がしっかり入った味噌汁もついて、ご機嫌な昼食です。


どーや市場


どーや市場の内部、お昼近くなのですでに閑散。。


特選海鮮丼(えび抜き)

後から知ったのですが、ここは道の駅「八幡浜みなっと」の一角なのですね。土地の食材を物色しようと、マルシェに入ってみます。おお、これは充実の品揃え。ぐるりとみて回って、ここで今日のお土産を買うことに決定。選んだのは魚肉ソーセージ(飛び魚とカツオ)、ほうたれ(かたくちいわし)とうにまんじゅう。酒の肴と甘いものですね。


マルシェ店内


日本酒をチェック!


圧巻のみかんジュース


お土産の魚肉ソーセージとほうたれ


怖いもの見たさで買ったうにまんじゅう。結構美味しい。

さて八幡浜には日本酒の蔵が2軒あるので、まずは町中の梅美人酒造に向かいます。マルシェの裏手のバス停からバスに乗って、最寄りの停留所で下車。楽ちんなり。

路地に入って、梅美人酒造に到着すると、なんということでしょう。。閉まっている。。
休業日なのかそれともお昼時なのかわかりませんが、開いていないならしょうがない。蔵の周りをぐるっと一周して、これにて日本酒蔵369軒目を達成としました。あとで酒屋さんなどで、梅美人を買って帰ろうと思ったのですが、残念ながら出会えず、こちらのお酒はまだ飲めていません。。。


梅美人酒造、無情の扉。。。


梅美人酒造の社屋

バスを30分ほど待って、次の蔵に向かいます。川亀酒造は町はずれにありました。こちらの蔵は開いてました。ほっ。お酒の一覧から川亀 純米 愛山を選んで、これで日本酒蔵370軒目を達成。


川亀酒造

ここから大洲にバスで行くのですが、蔵の方にバス停の場所を伺ってもよく分からないとのこと。地元の方はもっぱらマイカーなので、わからないですよね。。ということで、Google Mapのお世話になって、バス停まで20分ほど歩いて到着。日差しが強くなってきてこれからの夏が思いやられます。

ようやく、バス停に到着。早速バス停の時刻表をチェック。あれ?バスの時刻がない。。よく見ると、時刻表が剥がれたようなあとがある。。困るなあ、しっかり貼っといてくれないと。。と思いながら、念のためにバス会社のホームページをチェック。よし。ちゃんと予定がありました。炎天下でバスを待つこと30分、予定の時刻を15分以上すぎても、バスは来ない。。ちょっといくらなんでも遅れすぎだろうと、もう一度地図を広げてみると、うおおお、なんということでしょう。本来乗るべきバス停は道の反対側。もうとっくにバスはいってしまったのでした。

大慌てで善後策を検討します。ここでしっかり働いてくれたのが、Google Map。八幡浜駅まで歩いていけば、大洲に各駅停車で行けることが判明。なんのことはない、結局川亀酒造から八幡浜駅まで歩いたことになりました。

何はともあれ、列車に乗ることができて、大洲駅に到着。駅前の観光案内所で、大洲の観光スポットを聞いたり、駅のコインロッカーに荷物を預けているうちに、たった一台駅前に停まっていたタクシーは他の人を乗せていってしまいました。慌てて案内所で教えてもらったタクシー会社に電話を入れて、2社目で配車を完了。。いやはや。。


大洲城遠景

タクシーで大洲城の天守の下まで登りました。これは助かる。いよいよ天守に入ります。平成16年に再建された、四重四階の木造天守なので、まだ新しいかんじです。そうはいっても、中の階段はきつい傾斜でなかなか大変。大きな柱組みや梁、吹き抜けの空間など、見応えがあってキョロキョロしながら登ります。最上階では城の周囲を見渡して、ほっと一息。内部が立派なので、全天カメラでパチリパチリと撮影しました。


大洲城


大洲城の内部


大洲城内部の全天画像 RICHO THETAアプリで見られます。

お城から街中に降って、観光案内所で教えてもらった、もう一つのスポットに向けて歩いて行ったのですが、どうやら時間不足の様子。。仕方ないので、古い街並みをぶらついていると、何やら雰囲気の良い酒屋さん。なんと愛媛県内の日本酒の試飲もできるそうなので、何種類か利かせてもらいました。あいにく、梅美人はありませんでしたが、試飲して気に入った叶川 特別純米を購入。大洲のお酒なのですね。またこなっきゃ。


小倉酒店。。まさに犬も歩けば棒に当たる。


小倉酒店の店内


試飲した4本

大洲からは松山空港に直行バスが出ているので、乗ってしまえば、あとは楽ちん。
八幡浜でバス停を間違えた時はどうなることかと思いましたが、無事挽回できてよかったです。大洲にも美味しいお酒があることがわかったので、機会を見つけて再訪したいと思いました。


大洲駅ではアンパンマン列車に遭遇


松山空港の日本酒の品揃え

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