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にっぽんSAKE紀行 新潟 翔空 ラグーンブリュワリー note55

2023年最後の酒蔵訪問は、以前から考えていた、羽田→伊丹→新潟の空の乗り継ぎ便を決行しました。もちろん東京から新潟の新幹線往復でも良いのですが、同じルートだと列車内が退屈かなと思った次第。


伊丹から新潟行きに乗ります

これが大正解。伊丹から新潟へ向かう飛行ルートは、木曽山脈や北アルプスの上空を通る、これまでに経験したことがない眼下の景色。雪を被った高山を真下に見ながら、大興奮。山の名前に自信がないので、ここでは一枚だけご紹介します。途中で機長から「本日は気流の関係で、普段より低い高度約5000メートルを飛行しています」とのアナウンス。おー、これはラッキーだったのですね!


北緯36度15分35秒、東経137度36分51秒、高度約5000メートルから東北方向を撮影。。さてこの山は何??

新潟空港に近づきました。空港の東側を北に一旦通過して、左旋回しながらアプローチです。新潟競馬場が見えてきました。幼稚園の時にここに遠足に来た遠い思い出があります。(もちろん競馬見物ではなく、芝生の広場ということで。。)


新潟競馬場。。右に見える競馬場。。

初めての新潟空港。なかなか立派です。駐機場にはトキエアの飛行機が止まっていました。早く運航してほしいです。(その後運航開始!)


就航を待つトキエアの機体


新潟空港ロビー

新潟駅行きのバスに乗って、万代センターで下車。もはや新潟の中心は古町から万代センター近辺に移ってしまった感じがあって、古町の賑わいを覚えている身としてはちょっと寂しいです。ここで降りたのは、お昼ご飯に、新潟のソウルフード、「イタリアン」を食べるため。。「イタリアン」とはソース焼きそばにトマトソースの餡掛けがかかっている、いささか不思議な食べ物。実は生まれて初めてです。
おー、なるほど。トマトソースはあまり味を主張せず、焼きそばの調味料のような感じ。なかなか美味しいものですね。


万代バスセンター内の「みかづき」


新潟のソウルフード「イタリアン」にミネストローネ。。新潟でイタリア気分?
付け合わせが白生姜なのもインパクトあり

お腹の膨れたところで、新潟駅から白新線で豊栄(とよさか)に到着。ここから目的地のラグーンブリュワリーまでは歩いて30分ほどですが、時間の節約のため軟弱にもタクシーで向かいます。
さすが文明の利器。あっさり到着です。


ラグーンブリュワリー外観

ラグーンブリュワリーは日本酒ではなく、どぶろくとクラフトサケを醸しています。こちらのお酒は登戸の小島屋酒店さんにも揃っているので、今回は酒蔵限定酒を購入して、甘酒を一杯いただきました。うーん、まったりといい気分。


冷蔵庫にお酒が揃っています


ガラス越しに仕込み蔵が見えます


売店で甘酒を注文


ゆっくりと時間の流れる喫茶スペース

酒蔵の正面には、水の駅「ビュー福島潟」が聳えていました。XXと煙は高いところが好きと言いますが、ワタクシも高いところから眺めるのが好き。躊躇なく、入場料を払って最上階へ直行。


福島潟の案内看板

おー素晴らしい、福島潟の眺め。ワタクシの汚れ切った心も洗われるようです。沼を渡る冷たい風が気持ち良い。。。寒さを少しも感じないまま、しばし屋上に佇みました。。


福島潟の眺め

心の洗濯が済んだところで、館内を散策。。福島潟の成り立ちやリモート望遠鏡で野鳥たちを観察したり。。。こういう時間の使い方も素敵だなあと思いました。


福島潟の生き物たちの展示 勉強になります


ラグーンブリューワリーを上からパチリ

ここの売店でお土産をゲット。オオヒシクイをフィーチャーしたお菓子で、帰ってから食べたところ、美味!甘党にはおすすめです。


お土産は銘菓「ひしくい」!

再びタクシーに乗って、同じルートで新潟駅に到着。しかし、白新線って、「新」は新津だろうけど、「白」ってどこ??と謎が頭に浮かんだので、迷惑も顧みず駅員さんに直Q。なんと以前は新潟駅の隣の白山が起点だったので、始発が新潟になってからも白新線という名前だそうです。納得。。。

新潟駅では、酒クラの方々からしょっちゅうレポートの入るぽんしゅ館に突撃。(不思議なことにどこにあるかわからず、駅構内をうろうろしてしましました。)おー、さすがにすごい。日本酒ワンダーランド。。新潟の日本酒とつまみが欲しければ、ここで全部用が足りてしまいますね。日本酒の有料試飲も揃っているけど、ワタクシは自動販売機式の試飲はどうも興醒めでパス。(個人の見解です)ということで、酒のつまみをいくつか買って、いよいよお酒を飲みに街中へと出かけます。(買ったつまみはぶりの焼き漬けと黒ごぼうの梅肉あえ。。)


ぽんしゅ館の圧倒の品揃え


噂に聞く試飲コーナー。。スギョイ


駅の待合室にもぐい呑み。。さすが新潟

時間の関係で、古町は諦めて新潟の駅近でお店を探しました。選んだお店が十郎さん。
新潟のお酒と肴で最高の気分です。


「十郎」外観 ここなら間違いないですね!


〆張鶴 生原酒 しぼりたて


香箱がに!!!

美味しいお酒と肴で十分満足しましたが、やっぱりへぎそばを食べたい!!
ということで、締めに「須坂屋そば」さんで、へぎそば。うーん、超満腹なり。。


須坂屋そば


へぎそば (のりがかかっているので、別の名前でした。。)

帰りは興奮して眠れないので、新幹線でシコシコお仕事をしながら帰りましたとさ。

いかがでしたか、大阪経由新潟の旅。いわゆるオープンジョーのフライトを使って、普段通らないルートって面白いですね。また他のルートも開拓したいと思います。
新潟駅は改築の真っ只中で、この春にはオープンするそうなので、新しくなったらまた来ようと思います。


改装の進む新潟駅

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