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ネットの魅力に取り憑かれた私が、メドレーの採用部長になるまで

こんにちは、メドレーで人材プラットフォーム本部を統括している石崎です。

メドレーは2024年2月の決算説明会で、「2029年に売上1,000億円」という新中期目標を発表しています。その時点での社員数は約4,000名と想定しており、M&A や採用で仲間になっていただける方を、これまで以上に募集しています。

今回は半年前に入社し、さっそく人材プラットフォーム事業の採用部長 + PMI 推進という、2つの大きな役割を担っている田中さんに話を聞いてみました。カジュアル面談などでメドレーに興味を持ってくれた方とお話する機会も多いため、事前の参考情報になればと思います。


話を聞いた人

田中さん
新卒でマイネットに入社し、ゲームプロデューサー、人事、子会社社長、PMI、事業企画などを経て、2023年10月にメドレーに入社。現在は人材プラットフォーム事業の採用部長と事業企画室を兼務。

インターネットとの出会い

──まずは生い立ちを簡単に教えてください。

小さい頃は引っ越しが多くて、小学校は2回転校しましたが、小4からは千葉県に落ち着きました。高校から始めたアメフトが楽しくて、大学でもサークルでアメフトを続けていました。大学では農学部に進み、分子生物学を専攻していました。

──大学で農学部を選んだ理由は?

きっかけは父親との会話です。もともと研究活動に興味があり、やるなら世の中にインパクトを与えられる分野が良いなと思っていました。父親とそんな話をしたところ、「人口増加による食糧問題と環境問題は今後大きくなる」と話していて、農学部ならそのどちらにも取り組めると思い選びました。

「父はとにかく本をよむのが好きな人。実家に帰ると最近面白かった本を何冊か手渡されます」

──でも新卒で就職したのはマイネットだったんですよね。もともとネット好きだった?

小学校の頃から家にネット環境があったので触れてはいましたが、特に好きになったのは高校生からですね。当時アメフト部に所属していたので、いろんなチームの戦術を知りたいと思っていました。ですが、日本の書店で手に入る情報は結構限定的だったんです。

そこで、ネットで情報収集を始めたんです。アメフトの本場はアメリカなので、英語での情報まで含めると本当に大量の情報にアクセスできました。ネットで質問をすると答えてもらえることもあり、この頃の体験がインターネットを好きになる大きなきっかけでした。

──大学でもネット好きは変わらず?

当時はmixiが流行ってて。ネットで繋がることや発信しあうことに面白さを感じていました。mixiで日記を書いて、足あとや赤字の新着通知を見ながらワイワイしていました。

はてなブックマークも当時から好きで、今も使っています。ブックマークするっていう一人ひとりの簡単な行為を集めることで、ネット上の情報を整理できることがすごく面白くて。自分がインターネットサービスに関わりたいと思ったきっかけは、はてブでしたね。

──なるほど。結果的に食料問題や環境問題よりも、ネットへの興味が勝ったと。

そうですね。大学の専攻選びのときに「世の中にインパクトを与えることは何か」を考えていましたが、ネットに触れる中で、インターネットの可能性にどんどんと魅力を感じるようになっていきましたね。

現在につながる前職での経験

──マイネットではどんなことをやっていたんですか?

新卒で入社した2012年4月はちょうどゲーム事業の立ち上げ時期で、入社の翌月に会社として初のゲームがリリースされました。自分はリリース直前に少し関わっただけでしたが、その前後の雰囲気や最初の売上が上がった瞬間に立ち会えたのは本当に良い経験だったと思います。

事業が成長する中で、さまざまな挑戦の機会をもらいました。特に5年目には子会社の社長とグループの執行役員に任命されるという大きな転機がありました。

──5年目で。すごい。

入社時は40人だった社員数が、その当時には約300人に増えていました。そこで、私たちは自社よりも大きな事業を買収することになりました。会社として初めてのM&Aで、自社よりも規模が大きいこともあり、社長が「俺はPMIに行ってくるから組織は任せた」と。そのタイミングで私は子会社の社長になりました。

──社長が田中さんに任せてくれたのはなぜだったんでしょう?

新卒で事業立ち上げに参加したので、事業で大事にしていることを理解していることと、部長やマネージャーとの信頼関係を築けていたからだと思います。

就任当初は多くの課題に直面しました。それまでは最大でも10人のチームを管理していたところから、一気に200人以上の組織を見ることになったので当然のことです。多くの人に助けてもらいながら。なんとか事業を推進しました。
この期間は「チームが成果を出すために必要なものは何か」「うまくいかないパターンは何か」「人が前向きに仕事に集中できるのはどんな時か」、「チームの成果と人の成長のループをどう回すか」など、組織について深く考える時期でもありました。これらは今でも自分が興味を持っているテーマです。

その後は子会社社長での経験を活かして人事部長を2年務めたあと、PMIや事業企画などを担当しました。

「なかなか忙しかったですが、仕事で疲れたときにはスプラトゥーンで発散してました」

「医療」をテーマにメドレーへ転職

──メドレーへの転職のきっかけは何だったのでしょうか?

転職する一年前に子どもが生まれたため、そのタイミングで半年間の育休を取りました。子どもと接するうちに「この子たちの世代に何ができるだろう」と考えるようになり、その中で「医療」に興味を持ったのがきっかけです。

──多くの会社がある中、なぜメドレーに?

「Web企業らしさ」を感じたことですね。石崎さんの「はてな・グリー」という経歴を見てその印象を受けていたのですが、実際に話してみるとますますイメージが強くなりました。
もともとメドレーには堅くてクリーンな印象を持っていたのですが、事業全体や未来の話を聞いて「Web企業らしさ」を感じ、そこに惹かれました。

──たしかにそういった思想を持った人が多いかも

入社の決め手になったものの一つはGlobal ONEの考え方ですね。「将来グローバル企業となったときを見据えて、今から全体最適できるコーポレートを作っておく」と聞いて、先を見越して行動できているところにも魅力を感じました。

──実際に入社してみてどう?

入社前に感じた「Web企業らしさ」を想像以上に実感しています。

──おお、そうなんですね。田中さんの思うWeb企業らしさとは?

「合理性の追求と人のつながりの重視の両立」がWeb企業らしさだと思います。メドレーでは、デジタル技術を活用することで合理性を追求しつつ、人と人のつながりも大事にしていますよね。
社内wikiやSlackをオープンに使うルールがあり、1,000人規模でもシンプルなルールで運用できている。このルール設計と運用方針はメドレーに入って感心したことのひとつです。
社内wikiのTeam Medleyというページでは、全員が自己紹介をしていますよね。それも人とのつながりを大切にしている証拠だと思います。

私たちと一緒に働きませんか?

──そんな田中さん、現在は事業企画室と採用マネージャーを兼務してもらっています。

事業企画室では、前職での経験を活かしてPMIの企画や進行をおこなっています。ちょうど入社した直後からM&Aの案件があり、そこに参加しています。

もう一つは人材PF事業の採用マネージャーを2024年の2月から担当しています。事業の成長とともに組織規模も大きくなっており、人材PF事業だけでも年間100人以上を採用しています。そんな中で事業側と兼務しながら採用のマネージャーもやることで、事業と採用の距離を近づけて採用活動を加速させようと取り組んでいます。

──メドレーにうまくマッチして活躍されているなと思います。

企業文化として「合理的に進めることが徹底されている」ことが浸透しているので、とても仕事しやすいですね。「誰が言ったかではなく、何を言ったかで判断する」ことが浸透しているため、建設的な議論をしながらスピード感を持って物事を進行させることができます。

──田中さんから見て、メドレーのどんなところがおすすめですか?

1つ目は、組織文化が浸透しているところ。自分たちの大事にする価値観がOur Essentialsとして定義され、しっかりみんなが認識しながら仕事することが定着している。そして組織文化が浸透していることで、メンバーの成果と成長がサポートされていること。

2つ目はビジネスモデルとプロダクトが強いところですね。世の中に求められている領域に、適したビジネスモデルで、優れたプロダクトを提供していることによって、しっかりと利益を出しながら売上成長を実現できている。この利益によって、今後の事業や会社を大きくしていくために健全な投資ができている点も重要だと思っています。

──反対に課題に感じるところは?

まだ整備が追いついていない部分や、もっとやれる領域が多くあります。これは急拡大する企業によくある成長痛だと思いますし、避けられません。これらの部分が今後の伸び代になると思うので、次の成長の土台作りを積極的に進めていきたいです。

──田中さんが考えるメドレーにマッチする人物像は?

インターネットやWeb企業が好きな人は合っていると思いますね。いわゆるWebベンチャーを経験していて「合理性を重視しながらスピード感を持って仕事したい人」にはとてもおすすめです。また企業としては次の成長を作るためにどんどん変化を起こしていく必要があると感じていますし、様々な経験を活かすチャンスがあると思います。自身の培ってきたものを活かしながら、自身が変化を起こしていきたいと考えている人には特に向いていると感じています。

──ありがとうございます。いろいろと話を聞きましたが、田中さんのお父さんが良いマネジャーですね(笑)。大事な場面で決断に迷ったときにヒントをくれる。本人が気づかない視座を提示してくれるけど決定は本人に委ねる、みたいな。メドレーでもそんなマネジャーが増えるといいなと思いました。

メドレーでは、各ポジションで新しいメンバーを募集しています。

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