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【ケロケロ見聞録5月放送後記事】Z世代の考える、ゆとり世代からの教訓

 こんにちは!medien-lien ライターのこーすけです!ここ最近は多忙に多忙を重ね、ストレスを出費欲で発散している毎日。金欠に悩まされています。
 さて、私事ではございますが、先日(5/28)、20歳の誕生日を迎えました。あ~ありがとうございます!!プレゼントはぜひ九州大学の方へ….

うれしそうなこーすけをご査収ください。

という冗談はさておき、私は20歳、世間的には「Z世代」と言われるような年齢です。よく聞きはするけど、Z世代っていったい何だろう。そんな疑問に挑んだのが、ケロケロ見聞録5月放送のテーマ、「Generation Z~Zの中心で未来を叫ぶ~」です。みなさんは何世代ですか?そのラベリングには、意味があるのでしょうか。ぜひこの記事を通して、考えていただければと思います。
 この記事は、九州大学の学生チーム、medien-lien制作のラジオ番組、ケロケロ見聞録(LOVE FMにて毎月第一日曜放送)がもっとわかりやすくなる「放送記事」です。後半には今回実際にラジオに出演してみて感じたZ世代への思いを書いてみました。ぜひご覧ください。

1. 5月放送振り返り

 5月放送の出演者は、medien-lienのめい、ゴトー、そして私こーすけの3人。さらに、沢山のZ世代の方にご協力いただき、「Z世代インタビュー」を行いました。インタビューを行ったのは、
・九州大学の新入生
・九州大学で研究や事業に取り組んでいる「Z世代」

の皆さん。それぞれ特徴があり、そして何より、「課題意識」を自分なりに持っていることがとても印象的なインタビューでした。ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました!
そして3人は、20年後、どんな社会を作りたいかについて議論を深めていきます。

今回の出演者3名。Z世代っぽいポーズに挑戦しました。

こーすけ:みんなが議論できる社会を作りたいな、と思います。意見が簡単に発信できるようになった一方で、両極端になりがちだったり、うまく合意できなかったりしがちだと思うんですよね。技術の進歩で人間の仕事は減っていくと思うので、その分勉強して、いい議論が出来る人が増えてほしいな、と思います。
めい:いい議論もあれば、相手を傷付けてしまう議論もあるもんね。私も似てて、人とのつながりを大事にできる社会を作りたいです。知らない人は無視しなさい、っていうのは犯罪防止の観点からみれば大事かもしれないけれど、全部ってのはもったいないと思うんです。技術でそういう部分を効率的にして、人の暖かさを守れないかなって。
ゴトー:見えるものと見えないものが明確に区切られてるよね。俺は繋がりすぎる社会ってあんまり好きじゃないから、そういう暖かさとか、曖昧なものを大事にするのはいいと思う。
議論の一部抜粋ですが、いかがでしょうか。Z世代は情報化社会の波の中で変化を見てきた世代ともいえます。そんな私たちだからこそ、昔あったものをいい形で残すことを考えることができるのではないでしょうか。それこそが、Z世代のアイデンティティなのかもしれません。

2. Z世代が示す新たなる力――若者の視点から見る

 Z世代は、世界を変革する力を持つ新しい世代として注目されています。彼らの持つ革新的なアイデアと社会的な課題への取り組みによって、未来を拓く可能性が広がっています。この記事では、Z世代のケーススタディを通じて、彼らの力と独自の視点を探ってみましょう。
 まず、デジタルエンターテイメントの分野での活躍に注目です。Z世代はインターネットとソーシャルメディアの普及と共に育ち、自らの才能を発揮する場を求めています。例えば、若手のYouTuberが自身のチャンネルを通じて独自のコンテンツを提供し、数百万人以上のフォロワーを獲得しています。彼らは自らの声を通じて社会的な問題にも取り組み、啓発活動を行っています。 
 さらに、社会的な課題に対するZ世代のアクティビズムも目を引きます。環境問題や人種平等など、世界的な課題に対して彼らは積極的に行動を起こしています。たとえば、16歳のスウェーデンの少女、グレタ・トゥンベリさんは、気候変動への取り組みを訴えるために世界中でデモを行い、国際的な注目を浴びました。彼らは自らの声を通じて社会を変えようとする情熱を持っています。
 また、Z世代は技術の進歩に対しても早い段階からアダプトしています。例えば、仮想通貨やブロックチェーン技術に関心を持ち、新たな経済の形態を探求しています。彼らは伝統的なビジネスモデルにとらわれず、新しいアイデアと技術を駆使して自身のキャリアを築こうとしています。
 このように、Z世代は社会やビジネスに対して新たなる視点と力をもたらしています。若者を舐めることなく、彼らの活動やアイデアに耳を傾けることは、私たちが未来に向けて進むために重要な一歩です。彼らの意見やアクションを尊重し、共に協力して社会的な課題を解決することで、より良い未来を築くことができるのです。

 ….さて、いかがだったでしょうか。実は、以上の文章は、全てChatGPTに書かせてみたものです。案外いい記事書きますよね。ただ一点感じたのは、「没個性」だという点です。タイトルもそうですが、もっと自分の色を出してもいいのに!出してほしい!と僕ならアドバイスしたくなります。仮にZ世代のライターであれば、もっと自由律で、自分の価値を発信する文章になるのでしょうか。今度試してみるのもありですね…. ブロックチェーン技術や社会課題へのアクティビズムは、番組内でインタビューを行った、進化心理学について学ぶ本屋敷さんや、Web3を活用する中村さんにも関連する言葉です。Z世代の積極性の裏には何があるのか、最後はそのことについて考えてみたいと思います。

3. Z世代から見た「次世代」への思い

 さて、ここからは少し自分の話をさせていただきます。私は九州大学共創学部の2年生、medien-lienでも同じく「2年生」です。2年目に入って、学業、ライターでの活動双方で成長と課題を感じながら過ごしています。中立に立ちながら、社会課題に興味を持ってもらう。僕が目指すジャーナリストにとって欠かせない考え方ですが、日々のルーティンワークでそれを意識することがいかに難しいか、痛感しています。
 今回、初めてラジオ本編に出演して感じたのは、「Z世代は思考と行動の合理性・一貫性が求められている」ということです。Z世代に求められることを考えるには、まず他の世代との比較を行うのが簡単でしょう。これまで代表的な世代ラベリングに、ゆとり世代という言葉がありました。これは、文部科学省の旧学習指導要領の中において、「各学校が『ゆとり』の中で『特色ある教育』を展開し、(中略)自ら学び自ら考える力などの『生きる力』をはぐくむ」と記載したことに因むものですが、私はむしろ後半部分の「自ら考える」という部分こそが本質なのではないか、と感じています。これまでの詰め込み教育の反省として、自発性と特色を重んじたことは子供たちに考える余白を与えたことこそ、この旧要領の評価されるべきポイントではないか、と私は考えます。それにも関わらず、空気が読めないなどとゆとり世代を揶揄した社会は、果たして彼らが育てられた意図をきちんと汲み取ろうとしたのでしょうか。社会がただ拒絶した結果が、ゆとり世代というラベリングにつながったのではないでしょうか。
 ここ数年で一気に聞くようになった、Z世代という言葉。僕たちは次世代責任を持ち、持続可能な社会を築かなくてはいけません。学校教育でもその必要性は説かれ続け、今の若者たちは想像以上にその意識を持っています。考えるだけでなく、行動することで初めて何かを変えられる、という自覚でもあります。その行動は時に稚拙で、奇異に映るかもしれません。しかしどうか、大人の皆さん、どうか僕たち世代のあがきを温かい目で見守っていただければ幸いです。それが僕たちに続く世代への教訓になるはずです。

4.SNS展開

 私たち、medien-lienもSNSを使ってラジオの情報を発信中! Twitter、Facebook、Instagramから、ぜひご覧ください🐸 ラジオを聴き逃してしまった! という方は、radikoやこちらのポッドキャストからも番組をお楽しみ頂けます✨

 番組内容や番組の後日談を、西日本新聞のニュースアプリ「me」でも紹介しております。ぜひ西日本新聞のニュースアプリ「me」をダウンロードしてこちらの記事もご覧ください。
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