ポーロと予習~メンタルヘルス~
こんにちは、MBTIはINFP、medien-lienのこーすけです。最近流行っている性格診断のMBTI診断ですが、WEB上にある診断サイトの殆どは簡易的なものなので、参考程度に楽しみましょうね。
さて、九大生が作るラジオ番組・ケロケロ見聞録6月放送のサブタイトルは「国民総メンタルケア時代~みんなで守ろう心の健康~」。皆さんは、自分の心のことをどれくらい知っていますか?大型連休後や雨の多い時期は気持ちが落ち込みやすいタイミング。ぜひこの記事で、こころの病の最新事情を確認してみてください。
1.「国民総メンタルケア時代」って?
今回のサブタイトルにもなっている、「国民総メンタルケア時代」という言葉。ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが、あながち間違ってはいないんです。
これは厚生労働省が調査している精神疾患を有する患者数のデータです。令和2年の調査から計測方法が変更されているため推移として捉えるには適していませんが、直近では600万人以上が心に病を抱えていることが分かります。平成14~29年までの推移をみると、外来患者の増加が全体増加に影響を与えていることが分かります。
増えているのは単に患者数だけではありません。NPOのメンタルケア協議会の調査によれば、精神科系の診療所の数は右肩上がりに増えています。特に、平成8年に新設された科である「心療内科」は、10年足らずで数が5倍以上になっています(厚労省HPより)。新制度やハード面の整備により、「メンタルケア」が急速に身近になっているんです。
2.アカデミアでの「こころの病」
今回の6月放送では、九州大学にある学生のための相談施設、学生相談室でメンタルケアを担当されている福盛英明教授・黄正国教授にお話しを伺い、臨床現場のリアルを沢山伺いました。その冒頭を抜粋してご紹介!
かえで(パーソナリティ)「学生相談室というのは、どういった施設なんですか?」
福盛さん「大学というのは、最先端の研究や勉強をする場所です。最先端のものに触れ続けることで、混乱してしまったり、心の病になってしまうことがあるんですね。世界の誰も答えを知らない、はっきりしないという環境にいると、不安になったり、適合できなかったりする。そういう時に一度立ち止まって話すことで整理ができる(のが学生相談室)」
かえで「どんなきっかけでくる方が多いんですか?」
福盛さん「人間関係であったり、単位が取れない、勉強が分からないという方はいますね。あとは進路のこと。我々は相談しに来た方が何をしたいのか、何を選びたいのかというのを聞いていきます。そういった答えは本人の中にしかありませんから」
かえで「本人の中で考えていることを引き出してくれるイメージなんですね…少しイメージが変わりました!特別思い悩んで行くのではなく、不安を感じたときに来てもいいんだな」
記事ではここまで!本放送ではかえで、ちひろ、しおりの3人がメンタルケアのハードルについて深堀り。「相談」のハードルを下げるべく、「学校をカエル」新提案も考えます!放送は6/2 よる10時です!放送後一週間はradikoで配信しておりますので、そちらでもお聴きください!
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