見出し画像

第17回放送前記事「海の声が聞きたくて~私たちの海、きれいですか?~」

こんにちは、うめちゃんです!
初めての大学生、夏休みを前にして期末試験にレポートとタスクが山積みで頭を抱えています!
かえる君は嫌になったのか、寝てしまいました。

茶番はこれくらいにして、本題に入りましょう!
突然ですが、皆さんは海、好きですか?

今宿にある長垂海浜公園にて

上の写真は、私が先日九州大学伊都キャンパスの近くにある今宿の公園に行ったときに撮った写真です!
寄せては引く波の音と様子、それに夕日が相まってお気に入りの写真になっています。
さて、今回はそんな「海」の現状とそれに対する取り組みを少しだけ紹介していきます。

1、海産物の「今」

「海に関する問題」は大量にありますが、この記事では、海産物の乱獲をピックアップしてみようと思います。
下のグラフは日本周辺の水産資源の現状を表したグラフです。このグラフを見ると、水産資源の中で枯渇しているものが約5割を占めているのが目につくと思います。日本だけでなく世界全体で、半世紀の間で漁獲量が急増し、「獲りすぎ」が大きな問題になっているのです。このグラフには2018年までのデータしか載っていませんが、現在も約半分の水産資源が枯渇状態にあると予想できます。

https://www.wwf.or.jp/activities/basicinfo/3554.html より引用、出典:国立研究開発法人水産研究・教育機構「我が国周辺の水産資源の現状を知るために」)

私たちが普段口にする海産物は、私たちが想像しているよりはるかに危機的な状況に陥っているのかもしれません。

2、こんなマーク知ってますか?

このような海の現状を打開すべく、様々な取り組みが行われています。
ここでは、8月放送の中でも登場するキーワード、「MSC認証マーク」と「ASC認証マーク」について紹介します!
「MSC認証マーク」とは、海の環境を保全しながら、天然の海産物の持続的な利用を実現する条件を満たした魚や貝、エビ、カニなどの海産物製品に付けられるものです。MSC(海洋管理協議会)は漁業資源の保全と海の環境保全を同じ一つの目標として、その利用と保全を両立することをめざして設立された機関です。

「ASC認証マーク」とは、環境や社会に配慮した養殖場で生産された持続可能な水産物の証です。MSC認証マークと違って対象となるのは養殖の水産物で、具体的にはサケ、ブリ・スギ類、淡水マス、二枚貝などです。養殖水産業は餌として天然魚を利用したり、養殖魚が逃げて生態系が変化したりなど海の環境に悪影響を及ぼす可能性があるため、環境に大きな負担をかけず、地域社会にも配慮した養殖業を応援する仕組みを作っています。

多少の違いはあれど、どちらも「海を守ろう!」という目的をもって作られたマークなので、皆さんも次の買い物のときに探して買ってみてはいかがでしょうか?
(参照:なるほどSDGs「MSC認証とは?海のエコラベルの背景や仕組みを理解しよう!
https://naruhodosdgs.jp/msc-label/

3、今月の聴きドコロ紹介!

ここまで現在の海の現状と対策を紹介してきましたが、「ケロケロ見聞録」8月の放送テーマはズバリ「海の声が聞きたくて~わたしたちの海、きれいですか?~」です!
8月に入って夏本番、皆さんも海に触れる機会もきっと出てくるはず。そこで今回は、改めて私たちと海のつながりや海を守る価値、そして海を守っていくために私たちができることについて話しています!
出演者はゆきひなこまりの3人です。また、ゲストとして一般社団法人ふくおかFUN・大神弘太朗(おおがみこうたろう)さんをお招きし、博多湾の現状や大神さんの活動にかける思いをお聞きしました!
8月放送はLOVE FMで、8月7日夜10時からです。ぜひお聴きください!
(ラジオ放送以外にもradikoやPodcastなど様々な媒体で聴くことができますよ!)

以上、記事を書きながら「海って良いよな…」と感傷に浸っていたうめちゃんでした!

4、メディア展開

私たち、medien-lienもSNSを使ってラジオの情報を発信中! Twitter、Facebook、Instagramから、ぜひご覧ください🐸 ラジオを聴き逃してしまった! という方は、radikoやこちらのポッドキャストからも番組をお楽しみ頂けます✨

番組内容や番組の後日談を、西日本新聞のニュースアプリ「me」でも紹介しております。ぜひ西日本新聞のニュースアプリ「me」をダウンロードしてこちらの記事もご覧ください。
▼アプリのダウンロードはこちら
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.nishinippon.smartphone&hl=ja


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?