「2040年の社会保障の姿を考える」が良かった。
最近みた講演がとても良かったのでご紹介。
元厚労省官僚であり、上智大学総合人間科学部教授である香取照幸氏の講演です。
昨年からのコロナ禍により、「社会保障とはどうあるべきか?」を考える機会が増えました。
だけど、新聞やニュース、ワイドショー、SNSの情報はいつも何か過剰であったり欠けていたりする気がして100%信じる気にはならない。かといって、自分でデータを掘り起こして自分なりの結論を導きだすには知識も時間もない。きちんと考えなければいけないことはわかっているのに、目の前に流れているニュースに右往左往してしまう。
そんな悶々とした日々を送っていた私に、この講演は客観的でわかりやすい道筋を示してくれました。
年金制度は本当に破綻してしまうのか?
医療費は膨らみ続けてしまうのか?
社会保障は崩壊してしまうのか?
少子化対策とは本当にAIにマッチングしてもらうことなのか?
「政府」と「官僚」の役割分担はどうあるべきなのか?
この講演を聞いて自分なりにいろいろ考えを整理できたように思います。
ちなみに、講演をされた香取さんは「未来研究所臥龍」を主宰されていて、こちらでは定期的に骨太なセミナーが行われているようです。
今のところ、無料で会員になることができ、過去のThink-inも閲覧できるので興味のある方はぜひHPをご参照ください。
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