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週刊 入退院支援

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入退院支援業務は病院だけでなく、患者と患者の家族も救う! という信念のもとに、入退院支援部門のシステム構築のお手伝いをしています。 日々、病院さんと入退院支援の運用を考えるときに…
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2020年12月の記事一覧

目的別 システム構築のポイント②

目的別 システム構築のポイント②

今回は、「平均在院日数の短縮」を目的としたシステム構築のポイントです。

■入退院支援業務における平均在院日数短縮のポイント急性期病院において平均在院日数の短縮というのは大きなテーマです。
平均在院日数を一定期間内に維持しなければ、「急性期一般病棟入院料」の高い基準を保てません。
そのために、急性期病院ではおそらく様々な創意工夫を重ねられているものと思われます。

色々な病院のヒアリングをしている

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目的別 システム構築のポイント①

目的別 システム構築のポイント①

前回、「入退院支援のメリット」では、入退院支援業務を行うことにより、いくつかのメリットがあることと、それらの全てを最初から求めようとせず、一つか二つの目的を定めて、そこに向かってシステムを構築すべきということをお話しました。

これからしばらくは、目的別にどのようなことに注意してシステムを構築していくかについてお話します。

まず最初は「入退院支援加算により収益向上を目指す」という目的です。

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入退院支援のメリット

入退院支援のメリット

今回は全般的に入退院支援システムを構築している医療機関向けのお話です。

■入退院支援のメリット言わずもがなですが、入退院支援業務を強化することには様々なメリットがあります。

ぱっと思いつくだけでも下記のようなメリットが思いつきます。
・平均在院日数の短縮
・働き方改革・医師や職員の業務効率化
・患者満足度の向上
・地域包括ケアシステム・地域連携の強化
・ベッドコントロール効率化
・入退院支援加

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