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Twiterで盛り上がった内容を解説する話
はじめに
はい、ども!岡(@TrainerWao)です!
〜〜〜〜〜読者の感想〜〜〜〜〜
わかりやすいし、面白い!
— Tatsuya Shirasu @ 動作改善トレーナー / 理学療法士 / アスレティックトレーナー (@ATPT96128867) December 8, 2019
これだけで、ご飯3杯はいけます。 https://t.co/zJFEx0fvuC
エコー侍の岡先生が
— コーフク☞志水@来年から名前変えます。エコーと肩について発信中。 (@echohuku) December 8, 2019
【無料】
で、かなりおしろい内容の
note.を書いたようです😆
僕も若干ですが出場?します🤣
エコーに興味がなくても、勉強になりますよ👍
控えめに言っても、損は絶対にしない
Twiterで盛り上がった内容を解説する話|岡 賢佑 @TrainerWao #note https://t.co/RgTNteU2fF
先日、Twitterにて
— たかぽん@整形外科/リハビリに関するエビデンスを毎日配信 (@Takapon_PT_PhD) December 8, 2019
ATFL(前距腓靭帯)のエコー画像の描出方法について
熱く盛り上がっていた件を、
岡さんがまとめてくださいました😊🙌 https://t.co/gy8NWjnYny
これは!
— だいじろう🌻優しい社会を目指す変なおじさん (@idoco_daijiro) December 7, 2019
「エコーってよく分かんなーい!」という方にこそ、読んでもらいたい内容!
今、エコーが熱い!!!
Twiterで盛り上がった内容を解説する話|岡 賢佑 @TrainerWao #note https://t.co/zbzUQbzEjT
ここ数週間の悩み。それは「職場にエコーがない!!」
— OJC (@OJC3000) December 8, 2019
そんな悩みを解決するべく、先日からお試しで2週間、エコー2台(内ポータブル1台)レンタルしました。遊びまくった後、総務に買わせます🥰
Twiterで盛り上がった内容を解説する話|岡 賢佑 @TrainerWao #note https://t.co/SXavRl03nx
私も拝読しましたが...
— Yoshiki@echoと足部が大好き (@PtGekikara) December 8, 2019
かなり面白いです! https://t.co/w6Jqs9tQj1
これはヤバい。
— ユーサク / 肩が大好きな柔整学生【底辺からの下克上更なる高みへ】 (@you_koto66) December 8, 2019
めちゃくちゃ勉強になる!!
やっぱり先生方のレベルは、
ハンパじゃない🔥
早く先生方とディスカッションできるほどの知識が欲しい😤 https://t.co/0QqLM6TaEY
これは勉強になります!
— 大矢@開業&医接連携を目指して (@ufzMUAOekKU4MG3) December 9, 2019
ATFLの基礎~マニアックなところまでカバーされています! https://t.co/jXxzuDESHg
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回はですね!
こちらのツイートを解説していきます。
ATFL(前距腓靭帯)が、
— たかぽん@整形外科/リハビリに関するエビデンスを毎日配信 (@Takapon_PT_PhD) November 29, 2019
正常か異常かを、
もう少し客観的に説明したい🤔
明確なhistory(病歴)がある人はいいけど、
そうでない人を画像だけで白黒つけることはできるのかな?
今度、足関節エコーの大家であるYoshiki先生(@PtGekikara )のもとを訪れて、
レクチャーして頂こうかな😅笑
さぁ!どちらでしょうか!
— 岡 賢佑@EBM鍼灸理学トレーナー (@TrainerWao) November 29, 2019
どうぞ!笑 pic.twitter.com/Y20EriXMpf
この会話に以下の高名な先生が集結致しました。
Twitterやってる方なら…
一度くらいは見たことあります………よね??
⭐︎たかぽん先生
エビデンス、研究のスペシャリスト。
特に膝の知識まじやばい。ちびります。
↓Twitterアカウント
⭐︎コーフク先生
解剖、病理学のスペシャリスト
特に肩と機能構造の知識まじやばい。ちびった。
↓Twitterアカウント
⭐︎ゲキカラ先生
エビデンスと臨床応用のスペシャリスト
特に足の知識やばい。もう替えのパンツ無い。
↓Twitterアカウント
もっともっと、上記先生方を説明したいですが、
Twitterの投稿を今から見たほうが早いので、
実際見てみてください。
…
………
…………
…………………
………
いけましたか??
見れましたか??
あ、一言付け足させてください…
この方々の投稿、見て分からなくても凹まないでくださいね。
この3名の理学療法士、医療人
の知識量は明らかに
『イレギュラー』
です。笑
安心してください。笑
知らない事多くても特に問題ないっす。笑
僕も、『この人達何言ってんだろ??』と、
レベルの高さ故、よく分からん時があります。笑
で、で、で。
話を戻すと…
この3人+岡
でちょっとした、ディスカッションに発展致しました。
簡単にまとめるとこんな感じです。
・足関節の機能構造とは?
・足関節の前距腓靭帯とは?
・それらをエコー(可視化)したいけど、どうすれば?
・評価精度(信頼性と客観性)を高めるにはどうすれば良いか?
この4点が凄く手短に話されています。
っで、パブリックな場でこんな会話したものだからから、
下の通り、フォロワーの皆様等から質問頂きました!
『どういう意味?』
『何の話してんの?』
『お前ら変態か?』(←これは嘘です。ごめんなさい)
今からそんな感じを、噛み砕きながら説明させて頂ければと思います。
では、楽しんで行きましょう〜!
足関節の機能構造とは?
皆さんご存知、足関節。
広義の足関節を分解していくと
前後脛腓関節+距腿関節+距骨下関節
に区分されます。(中足部、前足部は今回割愛)
それぞれ、役割があります。
・前脛腓関節、後脛腓関節
→脛骨と腓骨の遠位列から成る関節
・距腿関節
→距骨と下腿骨で形成される関節
・距骨下関節
→距骨と踵骨で形成される関節
これらをまとめると、足関節となります。
更に、考えると、これほど近く存在する関節は
StabilityとMobility
が交互に連動し、地面と接している訳です。
つまり、筋肉のみならず、「靭帯」の事は視野に必ず入ってくるはずです。
その証拠に
「足首の代表的な怪我は?」
と聞かれると、おおよそ、ほとんどの人は
「捻挫」
と答えるはずです。(腓骨筋腱脱臼とか、初言でなかなか聞きません笑)
しかしながら、それでは不正解なんです。
なぜなら、捻挫は捻挫でも「受傷部位」に振れ幅があるからです。
詰まるところ…
・どの靭帯がどうなってるの?
・捻挫stageは?
・血腫の残存は?
・組織(付着部)のダメージは?
・関節包は?
等々、あげていけば、簡単に「捻挫」とだけ言いにくいものです。
ましてやプロなら
「〇〇靭帯が〇〇で、〇〇に問題があるので、〇〇しています」
と答えるべきだと思っています。
くどいようですが、この時代に
「足関節捻挫」で一括りにされるべきポイントではないって言う事ですね。
ATFL(前距腓靭帯)が、
— たかぽん@整形外科/リハビリに関するエビデンスを毎日配信 (@Takapon_PT_PhD) November 29, 2019
正常か異常かを、
もう少し客観的に説明したい🤔
明確なhistory(病歴)がある人はいいけど、
そうでない人を画像だけで白黒つけることはできるのかな?
今度、足関節エコーの大家であるYoshiki先生(@PtGekikara )のもとを訪れて、
レクチャーして頂こうかな😅笑
と言うのが、このツイートに全て組み込まれています。
そこに「前距腓靭帯」がスポットを浴びている訳ですね!
足関節の前距腓靭帯とは?
前距腓靭帯(Anterior talofibular ligament)
→略してATFLです。
ATFLは画像の様に二分構造となっています。(サンプルの約3/4)
そして、下方側の線維は交通線維を介しながら、踵腓靭帯(以下:CFL)と連続します。(サンプルの約2/3)
簡単にまとめるとwrap around構造ですね!
底屈時に距骨が前外側に逸脱するのを防いでくれる訳です。
つまり、通例では、
ATFL単独損傷よりさらに大きな外力が加わるとCFLとの複合損傷になる可能性が高いと言う事です。
また、このATFL切離すると、距骨の傾斜と前内方(前方偏位+内旋)への動きが生じるとの報告もあります。
と言う事は、ATFLの損傷は必然的に「stability」の欠落が生じると言う訳です。(荷重すると距骨が倒れちゃうんですね)
そんな前距腓靭帯をエコー(可視化)したいけど、どうすれば?
この画像がATFLです。
これです。この青い線です。
で、これどちらかが異常所見なのですが、分かりますでしょうか?
横入りすみません😎
— コーフク@エコー✖️肩=革命 (@echohuku) November 29, 2019
僕も左に1票😆
①fibrillation pattern が不鮮明
②ATFLが全体的にLow echoな感じがします😁
あんまり撮ったことないですが…
基本的な知識だけで答えてみました😂
コーフク先生正解なんですが、ここでキーワードが出ました。
「fibrillation pattern」です。
またはfibrillar pattern(フィブラーパターン)がよく言われます。
他にもsolid patternやcystic patternなんてのもあります。
っで、話を戻すと、
ATFLは粗性結合繊維なので、水分をあまり含んでいません。
それに加えて、繊維方向が一方性なので、配列されたエコーパターンが出るはずです。
と言う事は、言葉で表すと、
「線状の高エコー像」
が
「正常ATFL」として言う事ができます。
それが今回のfibrillar pattern(フィブラーパターン)です。
なに言ってんの?きもいな。
って思われた方は、こちらから、読む事をおすすめ致します。笑
こうやって撮ります。
それを、さらっと下のゲキカラ先生は言ってくれています。
最初はfibrillar patternを見ます!
— Yoshiki@echoと足部が大好き (@PtGekikara) November 29, 2019
さくっと、扇状にプローブ回転させて見ます。
成人の場合は岡先生と同じで、結合組織間をみます。腫れが酷い場合、かなり丸みを帯びますよね。そして、ローエコーになります
子供の場合は腓骨や距骨の付着部をみて、判断しています。
っで、これめちゃくちゃ良い事を書いてくださってるんですね〜
「付着部」は、やっぱり、マストなんですよね〜!
なぜかと言うと、答えは解剖学に隠れています。
上の画像の様に、
距骨軟骨層よりも腓骨側の方が「薄い層」になっているんですね!
って、事は…
察しの良い方は、
「捻挫でATFLやっちゃうと、腓骨外果が剥離するんじゃね?」
と思われるはずです!
そう思われた方は実に鋭いと思います。
って見たら、こんな感じですよね!あちゃ〜〜。です。
実質部の評価以外に、骨性の問題も発見できれば、
運動療法やリハビリテーションの影響が出てきますよね!
経過観察の仕方も変わってくるはずです。
評価精度(信頼性と客観性)を高めるにはどうすれば良いか?
なかなかtypicalなfibrillar patternが描出しづらいのは
— たかぽん@整形外科/リハビリに関するエビデンスを毎日配信 (@Takapon_PT_PhD) November 29, 2019
まだまだ技術力不足かもしれません😪
明確なepisode/past history(既往歴)がなければ
たいがい教科書的なfibrillar patternみえますかね?
今日は陳旧性と思われる方が多く、白黒断定しづらかったです😅
子供の場合は、avulsion注意ですかね!
avlusion(剥離)に注意するのは、さっきのテーマで分かったけど…
どうやって、精度を高めるの??って着眼点が始まります。
下は僕の意見やまとめです。
① 先ほどのfibrillar patternを観察した後に、組織間に注目する
お疲れ様です!
— 岡 賢佑@EBM鍼灸理学トレーナー (@TrainerWao) November 29, 2019
答えは『異常側は左側』です!
っで、これは僕の持論なんですが、
ATFLの観察は
『軟部組織の実質部』
と
『粗性結合繊維』
の組織間に注目しています。(黄色の線)
ATFL全体を捉えようと描出すると、エラーケース(アーチファクト、ミラーリング等)があるのでこの方法を採用しています。 pic.twitter.com/dQPOEkAUje
② 靭帯と骨は別に観察する(エコー像を正面に持ってくる)
ゲキカラ先生のおっしゃる通りです!
— 岡 賢佑@EBM鍼灸理学トレーナー (@TrainerWao) November 29, 2019
小児や腫れがきつい場合は、付着物剥離等も疑い、プローブ視野を骨中心に描出します!(スポーツ現場が多い?)
僕の考えでは
・靭帯描出・骨輪郭描出
は分けて行うべきだと思っています。
包括しちゃうと限られた視野で判断すると、これまたエラーが出やすいので💦
③ 動的評価を実施する(前方引き出しをエコーガイドで行う)
④ 先に長軸ではなく、短軸で攻める
赤がセット位置で、黄色が移動させかた、オレンジ色が最終位置です。
普通は上みたいに、こう言う風に習うんですが、
これも同じで、赤がセット位置で、黄色が移動させかた、オレンジ色が最終位置です。
何が違うかと言うと、先に短軸(輪切り像)でATFLを観察するので、
それを見つけたら、90度くるっと組織を見失なわない様に、
プローブを回転操作します。
そうすれば、最終はどちらも、同じプローブ位置になります。
後者の利点は「絶対に組織を見失わない」と言う点です。
ずっと最初から、ATFLを見ておけますからね。
あとはプローブの角度を立てたり、寝かしたりすれば完成です。
こう言う風に、輝度も変わってきます。
こんな感じで、受傷した過去が分かったりする訳です。
っで、一つの捻挫を紐解いて行くと、こんなにも景色が変わってきます。
こう言った情報は、理学療法士をはじめとして、
コメディカルが持つべき技術だと思っています。
医師とディスカッションしないと見えてこない部分もあったりすると思います。
ですが、患者さんやクライアントと接する機会が一番多いのって多分、
僕たちコメディカルでしょう。
患者さんやクライアントの方が納得する仮説を説明するのが、非常に大切だと思っています。
まだまだ面白い知見は揃えてますが、今回はツイート内容を説明する内容なので、本日はここまでです!
そんな僕の過去は、こちらで紹介してますので、まだ読んでない方は、是非読んで見てくださいね〜〜!
では、またの機会に!グッバイ!
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