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転職は給与等の条件・待遇でだけで決めてはいけません

 転職のポイントを列挙するとキリがありませんが、① 自分の能力や性格に合った病院、施設、企業を選択すること ② キャリアデザインを意識し、なりたい自分に近づけること、③給与等の条件・待遇で決めないこと

上記の3つは特に大切なことです。理学療法士の仕事は働く場所の環境にもよりますが基本的には患者さん、利用者さんへのリハビリテーションであることは変わりません。

自分の能力や性格に合った病院、施設、企業を選択すること


 理学療法士の求人はまだまだあります。しかし、この理学療法士をはじめとする療法士バブルはいつ終焉を迎えるかはわかりません。このまま続くかもしれませんし来年には終わってしまうかもしれません。

現状のあなたの能力も大切です。例えば、今まで学んできた技術が次に勤務する場所では“いらない”ということもあります。また、所属するところの理念やビジョンもしっかりチェックしましょう。

キャリアデザインを意識し、なりたい自分に近づけること


 理学療法士が毎年1万人以上誕生する時代です。自動的に昇進する時代は終わりです。療法士でココを認識している人はごく少数でしょう。資格は需要と供給で価値が決まります。たくさんの人が資格をもっていると供給過多になり資格価値が下がります。例えば、バーキンのバッグです。

今でも数十万円から数百万円しますが、生産コントロールをしているので価値が下がりません。しかし大量生産されている品物は必ず価格が下がります。

バーキンのバックのように生産コントロールをしていれば価値は下がりませんが、学校数も急増し資格取得ハードルは下がる一方です。

この現状で、キャリアデザインを疎かにしてしまうとかなり危険です。しっかりと将来、なりたい自分に近づけるようにキャリアデザインすることが大切です。「患者さんを良くできるようにする」等の抽象的なことではなく、より細かく考えていきましょう。

給与等の条件・待遇で決めないこと


 もちろん給与等の条件も大切ですが、“生涯年収”を意識しましょう。上記のようにキャリアデザインを最適化すれば、1,000万円近い年収を稼ぐことも可能です。

どこも療法士の基本的な業務で差はありません。ですから、給料が大幅に異なることはありえないでしょう(地域差は除きます)。目先のお金よりもっと大事なものがあります。ですから給与等の条件・待遇で決めないことはとても大切なことです。

最後に、よく考えて転職をするというのであれば10月くらいから動き出した方がいいです。ライバルが動き出す前にリサーチなどの準備はとても大切なポイントです。

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