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ドアスコープに気をつけろ!#ひとり暮らしのエピソード

早いもので4月がはじまりました。なにやら電車がぎゅうぎゅうです。
新入社員さんの存在を電車で感じるのは、数年ぶりかもしれません。いろんな意味で新しいことのはじまりを感じます。

ひとり暮らしを始めた人も多いのだろうな。
#ひとり暮らしのエピソード企画ではたくさんの人のひとり暮らしの経験、思いが集まりました!是非読んでほしいです。

ご参加もまだまだ大歓迎です。4月15日〆切ですので、はじめたばっかり!という方も、かつての新生活に思いをはせた方も是非是非ご参加ください。

今日は私も、ひとり暮らしのエピソードをひとつ書こうと思います。
ちょっと…いや、当時はかなり怖かった経験なので、今ひとり暮らしを始める方への注意喚起もかねて。

私は就職して3年目からひとり暮らしをはじめました。
すべてに手が届く自分だけのお城は居心地がよくて、その狭さがむしろいい感じ。ロフトがついててそこに本棚を置いて読書スペースにしたのがお気に入りでした。

ある日大学時代の友達が泊りにきて、ゆっくり会うのも久しぶりだったから夜中までだらだらとおしゃべりをしていたのですが、午前2時ぐらいに突然ピンポーン!となったんです。

そんな時間に誰かが来る予定はもちろんないし、無視するか?とも思ったのですが、友達がいてひとりでないという心強さもあったので、インターホン(カメラ無)をとってみると…。

「出張ホスト愛のものですが~」

思わず友達と顔を見合わせて笑ってしまいました。「うちは頼んでません!」とお断りして、何で来たんだろ?なんてそのネタでまた笑って、おしゃべりし疲れて寝てしまいました。

次の日は休日でゆっくりおきて、だらだらしながら玄関をみると、なにか違和感。
部屋と玄関をキッチンがつなぐような形の1Kで、間に扉もないので玄関が良く見えるのですが、何か明るい…。

近づいて良く確認してみると、玄関のアレがありませんでした。
ドアスコープ。

丸く穴が開いていて、そこから外の明かりが見えたのが違和感の正体でした。昨日はドアスコープがあったはずなので、昨晩?あの訪問者?変な音などはしなかったと思うけど…。

ドアの外側から穴を通してのぞいてみたら、部屋のなかが見えました。見える範囲は大したことはなかったけれど、ドアの外でじっと穴をのぞき込んでいる人を想像してしまってぞっとしました。

大家さんと警察に届けたら、ドアスコープを外す犯罪は増えていて、のぞくだけでなくてその穴からワイヤーなどを使って鍵をあけて侵入したりするのだそうです。ほかのやり方よりも音もあまり出さずに開けられてしまうとか。

もし昨日ひとりだったら?
怪しいピンポンに出てしまったのがいけなかった?
でも逆に出なかったら侵入されていたのかも?

浮かぶのは怖い想像ばかり。もし一人のときに同じことが起きたら、どうすれば無事でいられるのかの正解もよくわかりません。

警察も見回りをしてくれるということでしたが、急いで内側からドアスコープをふさぐ道具を買いに行って、しばらくは家にいるときは玄関ドアに金属のガチャガチャするものをさげて、ドアノブを動かす人がいたら騒がしくなるようにして、不安をやりすごしました。

今はカメラ付きインターホンも普及してきたこともあり、あえてドアスコープを付けない玄関ドアも増えているのだそう。とはいってもひとり暮らしするようなアパートにはまだまだ多いはず。
ドアスコープには要注意!内側からふたをするような防犯グッズもたくさんでていますので、ぜひ使ってくださいね。


この企画のきっかけになった『はじめてのひとり暮らし安心ガイド』もおすすめです。はじめての不安に寄り添います!



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