11月8日(木)メディア日記

 TBSの「サンデーモーニング」は8日、自社番組HPに以下の訂正と謝罪を報じた。
「11月5日に放送した「生成AI」に関するVTRで、ハマス幹部をめぐりインターネットに投稿されていた画像について、「生成AIでつくられたフェイク画像」とお伝えしましたが、これらの画像は、2014年以前から海外のネットニュースなどに出回っていた可能性が非常に高いことが分かりました。よってこれらの画像は近年普及が進む「生成AI」を使って作られた画像ではないものと考えられます。「生成AIでつくられたフェイク画像」とお伝えしたのは誤りでした。また、「灰にまみれたパレスチナの子どもたち」とされる画像についても「生成AIが作ったもの」とお伝えしましたが、現段階で「生成AIが作った」と断定できる根拠はなく、断定した表現は誤りでした。訂正してお詫び申し上げます」。

 沖縄のメディアによると、在沖縄の米軍幹部は7日、地元メディアに対する説明会で、辺野古に建設する普天間基地の代替施設について、「純粋に軍事的な観点からは普天間基地にいたほうがいい」と述べた。仮に辺野古基地が出来ても完成は2037年先になると語った。政府が辺野古移設を「唯一の解決策」として、埋め立て工事を加速する姿勢を続ける中、現役の幹部が軍事的な制約を指摘した形だ。少なくともあと14年間は普天間基地が使用されることを示唆したものだ。また、 辺野古沿岸部の北側、大浦湾で見つかった軟弱地盤が最も深い所で90Mに達するとみられることについて「軟弱地盤が修正できなければ軍事的な影響を与える恐れもある」と述べた。
 辺野古建設に関わる現役米軍幹部の指摘は日本政府にとっては頭が痛いところ。朝日新聞が8日朝刊社会面3段で報じたが、他の本土メデイアの扱いは小さかった。

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