【メディアD2C】化粧品の作り方②OEMへの依頼(外注)、処方改良

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このコンテンツでは

自分のメディア(Twitter、Youtubeなど)を持って、サプリメントや化粧品を売り、時間の切り売り労働から脱却しよう!

をコンセプトに更新しています。

サプリメントや化粧品をオススメしている理由は前の記事で紹介しているのでそちらをご確認ください!


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こんにちは。化粧品大好きメディアD2Cソムリエです。

さてさて前回に引き続き化粧品ってどうやって作るのか?にお答えします!

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化粧品の作り方/流れまとめ


①製品コンセプトを考える 

② OEMへの依頼(外注)、処方改良 ←今日はここ

③容器を考える

④安定性の確認

⑤商品名を考える、届出

⑥パッケージ/表示を作る

⑦工場で製造

⑧Shopifyの開設

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② OEMへの依頼(外注)、処方改良

まず前回の記事通り製品のコンセプトを考えたら、OEMメーカーに依頼する前に目標とする製品像を固めましょう!

そもそもOEMって?一言で言うと、あなたの希望の製品を作ってくれる会社です!

OEMとはoriginal equipment manufactureの略語です。発売元(ここでいうと、あなた)に代わって受託会社(OEMメーカー)が化粧品を製造することです。このOEMメーカーに依頼すれば自分で製造設備(工場)を持つことなく自分のオリジナルの化粧品を作ることができます!つまり、技術的な知識やスキル、工場設備などの投資が不要なのです。巨額なお金も、何より時間がいらないので、すぐに製品を発売することができます。

OEMって聞いたことないけど、スキルの質って大丈夫なの?と思ったあなた。OEMは小ロットでの製造も可能な企業も多く、中小企業のメーカーはOEMに依頼して製造していることが多くあります。それだけでなく、あなたがご存じのCMしまくっているあの大企業のブランドもあのブランドも実はOEMで製造してもらっていることも多々。マーケテイングPRなどのスキルはなくとも製剤/製造のスキルに特化しているのでもの作りのノウハウは半端ではないです。私も技術者ですが正直OEMさんの知識にいつも頼っていますw

さて、実際にOEMメーカー(以下OEMと略します)に依頼するときには自分の目標とする製品像を必ず文章で書き起こして「依頼書」としておきましょう。

なぜ文章にしておくかというと、

自分の目標とする製品像を相手のOEMの営業さんだけではなく、そのあと営業から伝達される技術者にも正確に伝える必要があるからです。

これは時間が経ったり、人が変わったりしても、目標とした製品像をブレずに作っていくために大事なものになりますのでよくよく考えて作っておきましょう。意外と営業さんや技術の方が異動になったりすることがしばしばなんですよね。。。その時に資料として残しておくことと見返すことができて救世主になったりすることも。

「依頼書」は以下のようなことを盛り込み、それを見ながらOEMとお話しするといいと思います 。

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依頼書のポイント

・製品のコンセプト (誰にどのような価値を提供するのか?)

・剤型 (化粧水、乳液、クリーム、美容液、など)

・目標とする使用感 (言葉ではかなり伝えにくいです。なので、既に売られている製品を使ってでもいいです。硬さはこれぐらい、伸び終わった後の使用感はこれぐらい、といった感じで製品を使いながら説明ができるようになっておいたほうがいいと思います。)

・想定している容器 (ポンプにするのかチューブにするのかなど。容器によって粘土にも限界があります。つまり水のようにサラサラすぎるものはポンプには向きません。また硬すぎるとチューブですら出てこないこともあります。)

・想定している最小ロット数 (ビジネスをやる上ではここはかなり重要です。というのもOEMからすればもちろんたくさんの製品を作って売ってほしいと思っています。ただ作る側としては在庫になるリスクがあるのでなるべく最少にしておきたい。ここは話し合いを進めながらやっていけば良いかと思います。これらの条件を出して1つのOEMで難しいと言うことになっても別のOEMでできる場合もあります。なのでなるべく自分の理想の条件は素直に書いていった方が良いかと思います。)

・発売までのスケジュール
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この考えを伝えた上で、見積もりを取りましょう。

これらの条件を出して晴れてOEMさんが見つかれば実際に試作をしてもらうことになりますつまりOEMの処方開発者が試作して形にしてくれます。

くるくるポン!で形になってしまうように思えます。が、
もうちょっとこうして欲しいと言うようなことももちろん出てきます。

その場合は改良ポイントを細かく文章や他の製品などを使いながら説明をして改良進めていきます。

このやりとりはOEMによってスピード感が若干異なりますが、1回のオーダーで2週間以上は考えておいたら良いかと思います。

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まとめ

以下の内容を固めて、OEMに見積もりを取る。条件が合えば試作へ進む!

・製品のコンセプト

・剤型 (化粧水、乳液、クリーム、美容液、など)

・目標とする使用感 

・想定している容器

・想定している最少ロット数 

・発売までのスケジュール

一番初めの段階でどれだけ自分の思いを正確に伝えられるかが結構ポイントになります!

そうでないと後から大幅変更になるとお互いに消耗し時間が淫らに過ぎていくだけです。はじめの面談までに自分の製品像を固めておくこと、それらを細かく伝えること、文章に残しておくこと。忘れないでくださいね!

次回は 化粧品の作り方③容器を考える です!

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!



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