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神話

玄関扉を開けると
白山が見える
夜明けの、
神秘的な姿の白山は美しい

三日前に、
イザナギとイザナミと
くくり姫の神話を
ふと思い出してから、
頭から離れない…
粒さんたち、
また何か記憶を運んできたみたい

くくり姫は、あの時、
なんて言ったのだろう…
イザナミは、
あれからどうなったのだろう…?

わたしには、
彼女の最後の部分は、
女性の性エネルギーを封印して、
男性が女性を
閉じ込めてしまった、
という風に聞こえてしまう…
魔女がりの歴史みたいに…

同時に、
女性が見えない部分を担う
という意味もあるのかも
家庭や体の中という、
外から見えない部分、
男女という存在に別れる前の
マルチョンの場を整えて、
エネルギーで満たすのは
女性の役割な気がするし、
そのエネルギーを男性が、
うまく活用してくれると嬉しい

"奥さん"という呼び方は
こういう感覚からきたのだろうな
女性は充電器なのだと思う


くくり姫と聞くと、
なぜかコスモスの花が浮かぶ
イザナギとイザナミが
揉めるというchaosに対する、
cosmos(秩序)の意味なのかな…
キク科の花は、中心から、
放射状に花びらが存在する
そのイメージは、太陽のよう
白龍の水のイメージと、
太陽のイメージの両方を
併せ持つ不思議な神様

イギリスのバースという場所は、
ケルトの香りが残る
大変魅力的な土地だった
ものすごく惹かれるものがあり、
短期の留学という名目のもと、
二度も訪れてしまった場所

そこで大切にされていたらしい、
スリスという女神さま
太陽の神でもあり、
水の神でもある
あらゆるものを包括する神で
わたしには、
マルチョンがイメージされる

女性の、活動的な
シャクティの波を静めるのは、
男性の、凪の穏やかさ
真の強さと賢さは、
この2つのバランス(cosmos)
にかかっている気がする