見出し画像

87歳、脱ステによるリバウンド開始。

初診から2週間が経ち、87歳駄菓子屋主人のNさんが2回目の来院となりました。

リバウンド開始され、症状は全身からの落屑(らくせつ)、寒気、食欲不振、喉の渇き、ムーンフェイス、倦怠感、不安が起こっている状態。

初診時にリバウンド症状の緩和に解毒の為の臓器へのサポートにとおすすめしていた有機タンポポ
茶は好んで飲んで下さっているそうで、食欲がなくてもお味噌汁だけでも召し上がって欲しいと伝えました。

「しんどくて脚や腕なんてこんなになってしまった。こんなん本当に治るんやろか?でも決めてここに来たんやけどね。実は上の娘も長いことステロイド塗っていてね、本当は一緒にやめて欲しかったけどまだ無理って言うしね…私が先示して頑張らないとあかんねんけどいつまでしんどいの続くんやろか。」とNさんは、次々と現れる症状に心細くなっておられました。

今までの患者さんから頂いたリバウンド時の写真を時系列にお見せして説明。
皆さんが寛解して行くお写真をみていただきました。
私達からの説明が終わっても付き添いの娘さんもお母さんの心配から不安が隠せない様子。

そこへふーふー言いながら「こんにちはー」と階段を元気に上がって笑顔で登場、いえ来院されたのは93歳のTさんとお嫁さん!

正直言って何というタイミングでしょう!と私達スタッフは喜びました。
私達に代わりTさん親子は木俣療法を不安でいっぱいの患者さん親子に「最初はこうだった、途中からこうなって、いまでは皆んなに綺麗なった、元気なったと褒めてもらえて嬉しいし、こない元気です」と伝えニコニコされている。

最後にTさんのおばあちゃんが「痒いの辛かったですよ、そりゃね、長い事塗ってましたから。それとクリームパンやめるのもしんどかったなぁ。あれ好きでしたから」と(談笑は続く)待合室を和やかにして下さった93歳Tさん。
次回来院は4週間後。

Nさんには、また2週間したら来てくださいねとおつたえし、気持ちが落ちない様に上手に気分転換をさせてあげて欲しいと娘さんにもお願いしました。

お大事に。