♡不思議で怖い話を読む：山怪

こんにちは、めでたいこです。

💀私が不思議な話を好きになったキッカケ

私は不思議な話を読むのが好き。
大学生の時に「今昔物語」「宇治拾遺物語」「雨月物語」読んで面白いな～と次からつぎへと手を出し、「新耳袋」などの実話怪談へも手を出し始めました。特に短いオチのない不思議な余韻が残る話が好き。

💀山怪

そんな私にピッタリの本見つけました。
山で働く人から集めた怪談本「山怪」（田中康弘）。
もはや絶滅危惧種となりつつある山の技や文化を口伝として残そうという趣旨で、マタギの方から話を聞き取りしていたら不思議で怖い話まで一緒に集まってしまったらしい。
山の話なので、やはりキツネやタヌキに化かされた話が多く、
ほんわか和んでしまう私、変ですか？笑

💀民俗学としての怪談

「山怪」が収集してる話は、今まで家族の間で営々と語り継いできたもの。
しかし、核家族化が進み、山に入らなくても生活できるようになったことで、急速に山の話は風化していっていて忘れ去られていっています。
ただの怪談本ではない、民俗学的意義もある作品なのです。