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ロールモデルがいない!?令和式ロールモデルの探し方

こんにちは。
産業カウンセラーの若林ひろこです。

就職、転職、副業、引っ越し、結婚、出産、キャリアアップなど
人生で選択が迫られるシーンは沢山あります。
特に女性は、結婚、妊娠、出産、復職など
キャリアの中で悩む場面が男性より多くでてきます。

そんな時に、参考にできるロールモデルがいたら!!と
思った事はありませんか?

■ロールモデルとは

ロールモデルは自身の目指したい姿を体現する人
「お手本になる人」という意味で使われます。

自分の先を行くお手本がいたら、選択肢だらけの人生も迷いなく進んでいける…
そんな気がしませんか?

■ロールモデルが見つからない!?

ではロールモデルを見るけるにはどうしたら良いでしょうか。
当然ながら自分が目指したい姿を体現する人を見つける事になりますが
実は言うほど簡単ではありません。

もし憧れる人がいても、その人と自分を比較して
「でもあの人は私とここが違うし…」と
自分と埋められない前提のギャップを探してしまい結局ロールモデルではなく、ただの憧れになってしまう事も多くあります。

また、医療業界は
働く勤務先の規模にもよりますが
同じ職種の人数が限られており、そもそも憧れるロールモデルが見当たらない場合もあります。
わたし自身病院で働いていた時は、同じ職場に同性の先輩が少なく働き方の参考になるロールモデルが見つからなかった経験があります。

では、あなたに合ったロールモデルを探すには
どうしたら良いのでしょうか?

■ロールモデルはビュッフェ形式で

そこでおすすめするロールモデルの見つけ方をご紹介します。

ずはり、ただ一人のロールモデルを探さずに
あなたの好みにあうようビュッフェ形式にロールモデルを作る事です!

具体的なステップはこの後ご紹介しますが
たった一人をモデルにするのではなく、複数の人から素敵な部分をチョイスしていくことで
より自分の理想にマッチしたロールモデルを作り上げる事が可能です。

これだけ生き方や考え方が多様化した今の時代に
ただ一人のロールモデルがあなたの理想の生き方にピタリと当てはまる事は奇跡です。
もしかすると、違和感に目をり
無理やり自分の理想だと当てはめているだけかもしれません。

食べたい物が年齢によって変わるように
叶えたい生き方もあなたのタイミングによって変わります。

そのため、ビュッフェのように
「その時」に合わせたロールモデルを作る事をおすすめします。

■自分だけのロールモデルを見つける3ステップ

①幼い頃に憧れた⼈を3⼈挙げてください。
②今憧れている⼈を3⼈挙げてください。
③幼い時に憧れた⼈・今憧れている⼈ それぞれに共通する部分はありましたか。

ロールモデルを見つける3ステップ

①幼い頃に憧れた⼈を3⼈挙げてください。
幼い頃(具体的には6歳くらいまで)憧れた⼈は⼩学校など社会規範が⼊る前なので
より本来の⾃⼰概念が映し出されます。
両親や家族は含まず、有名な⼈物でなくても動物やアニメのキャラクターでもかまいません。
その⼈のどんな部分に惹かれたのか教えてください。

②今憧れている⼈を3⼈挙げてください。
あなた⾃⾝に色々な側⾯があるように、あなたが憧れる⼈も様々な⾯を持っています。
その相手のすべてに憧れるのではなく、あなたが特に魅力を感じるのその人の側面を教えてください。

③幼い時に憧れた⼈・今憧れている⼈
それぞれに共通する部分はありましたか。

幼い頃の外から影響を受ける前に憧れていた姿
多くの人の生き方を⾒て聞いて情報を得ている今だからこそ憧れる姿
その中にも共通する部分が⾒つかるはずです。
同じ⼈を⾒ていても気になる部分は⼈によって違います。

あなたが求めているロールモデルはどんな姿ですか。

■サンプルは多ければ多いほど良い

キャリア相談を受けて一緒にロールモデル探しをさせて頂く中で
「憧れている人がいません」というお話も聞きます。

そういう時は、憧れのハードルを高く設定しているか
単純にサンプルが不足しているケースが多いです。

「憧れ」は人によってとらえ方が違うので
あまり人に憧れる事がない方は「ちょっといいな」、「何かうらやましいな」という気持ちをキャッチしてみてください。

また、サンプル不足には自分のちょっと先の年代の先輩が登壇する
トークイベントなどを私はおススメしています。
自分に関係ないと思わず、気軽な気持ちでサンプル集めをする中で
思いもよらない憧れを見つける事もあるはずです。

■ロールモデル探しは定期的に

あなただけのロールモデルは見えてきましたか?

ロールモデル探しは、環境が変わったタイミングや生き方働き方に違和感が出てきたタイミングで
定期的にやる事をおすすめします。

例えば昔は、仕事一筋でバリバリ働く先輩に憧れていたのに
経験を重ねるにつれて、仕事ではなく家族に重きを置いた働き方をする同僚に憧れる事もあると思います。

人の考えはその時々で変わってくるので
一度決めたロールモデルに固執せずに
定期的な見直しをする事が必要です。

良ければ令和式ロールモデルの探し方、ぜひお試しください!

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